こんにちは、非日常。
□第十四話
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「どういうことか説明して下さい」
不良から解放された私は生徒会室で会長に問う。もちろん、学校には遅刻した。雲雀さんと会長もだけど。
「そんな怖い顔しないで、ね?」
「ね?じゃないですよ!こっちは散々な目に遭ってるんですから!」
「あはは。その件については本当にごめん」
会長が不良だったなんて考えられない。第一ケンカしているイメージが湧かない。
「…あの人たちが君に言った通り、俺は去年まで不良だったよ。ケンカに飽きたから止めたけどね。生徒会長になれたのは恭弥の権力だよ」
…ケンカに飽きた。私はあなたに呆れました。
「…あ、じゃあ恭弥に台詞邪魔されたし、嫌がらせついでにもう一つ教えてあげるよ」