こんにちは、非日常。

□第十五話
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「はい?」



不意の雲雀さんの発言に私は目を丸くする。



「もう十分仕事したでしょ。明日から風紀委員」


「え、何ですかそれ。いきなりすぎますよ」


「異論は認めないよ」



………何この態度は。会長の言ったこと絶対嘘だろオイ。仮に私のことが好きならこんな横暴はしないって。



「…はあ。会長の言ったことはやっぱり嘘だったんですね」


「………半分くらいは当たってるかもね」


「は!?」



雲雀さんはそれだけ言うと生徒会室から身を翻して出て行ってしまった。


半分くらいは当たってる、って何。ほんと意味がわからないんですが…。



雲雀さんがわからない。


半分…。じゃあ私を風紀委員に無理矢理入れたのも…、ないない。そんなことあるハズがない。


雲雀さんの言葉に頭が真っ白になって何も考えられなくなってしまったので私も生徒会室を出た。
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