こんにちは、非日常。
□第十七話
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「ひ…っ!?」
一人ガタガタ震えていると、携帯が鳴った。…び、びっくりした。
雲雀さんからの、着信だった。
『もしも』
「今すぐ並中に帰って来て下さい!」
『は?』
藁にもすがる思いで雲雀さんに訴えた。案の定予想通りの反応をされたけど。
私は必死に今の状況を説明した。
『…バカだね』
「雲雀さんがいないのが悪いんですよ!」
『行ってあげるから大人しくそこで待ってなよ』
そう言うと雲雀さんは通話を切った。…あれ?本当の用件何だったんだろう。
とりあえず一晩中並中に閉じ込められる心配がなくなって私はホッとする。