chocalate days 2

□その手はいつも暖かい
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「手…」


「手?」


「手、繋ぎたいなって…」


「…!」



精市くんは、とても驚いた顔をした後、私の手を取って前を歩き出した。




「精市くん!?」


「バカ愛美。そろそろ自覚してくれないかな」




その言葉の意味がわからなくて首を傾げていると、精市くんは繋ぐ手に力を込めて言った。




「…お前、可愛すぎ」
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