chocalate days 2
□その手はいつも暖かい
4ページ/4ページ
「え、え!?」
その言葉に、私は真っ赤になる。可愛いって、何が?どこが…?あたふたしてると、精市くんが軽く咳払いをした。
「…明日は赤也の様子見に行くことになってるから」
「う、うん!」
「お前も来るだろ?」
「行きたい!」
お互い目を合わせないまま会話をしていたけど、手はしっかり繋いだまま離そうとはしなかった。
精市くんの手はやっぱり私より大きくて、私の手を包んでくれるぬくもりに、一人幸せを感じた。
ありがとう、陽毬ちゃん。
その手はいつも暖かい
その後、私たちは少しだけ遠回りをして帰った。
***
幸村くんが素直になった…!こ、これはまたお赤飯を炊かなくては…!(殴
主人公の前だと黒くなれない(たとえ黒くなってもスルーされる)不器用照れ屋口が悪い幸村くんですwこれからも好き勝手突っ走って書いちゃいます!←
ここまで読んで下さってありがとうございました!