こんにちは、非日常。

□第二十話
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いきなり告げられた言葉に、つい間抜けな声を出してしまう。いや、もう風紀委員の手伝いをしなくていいのは、良いことなんだけど…。



「あれでも気にしてるんだよ、恭弥」


「気にしてるって、何を…?」


「凜ちゃんが自分のせいで怪我したこと」



…だから風紀委員の手伝いはもういらないってこと?



「相変わらず不器用だからさ、恭弥は。凜ちゃんをどう守ればいいか、わからないんだよ」


「…」



私が怪我したのを気にして、か…。



「本当に、不器用な人ですよね。嫌いなら、仕組まれてるってわかった時点で風紀委員の手伝いなんてやめてるのに」



私がそう言うと、会長は少し驚いた顔をした。そしてすぐ笑って言う。





「俺がまだ恭弥と一緒に不良だった頃の、昔話をしようか」
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