こんにちは、非日常。

□第四話 前編
1ページ/6ページ

「こんにちは、会長」


「アハハ…凜ちゃん、元気そうで何よりだよ」


「はい。とーっても元気に頑張ってますよ」


「アハハ…まあまあ、そうカリカリせずに」


「あなたのせいですよこのバ会長!」



そう言って私は書類をテーブルに叩きつけた。



…そう、私はこのバ会長に非常に怒っているのだ。



何故かと言うと…。





「私は今風紀委員会に行かなくちゃいけないって言いましたよね?」


「いやいや、凜ちゃんがいないことすっかり忘れてて」




このバ会長、本当にバカなことに、私がいないことを綺麗に忘れて、私にも書類の分担をしたのですよ。



つまりだ。



私は生徒会と風紀委員会の書類(大量)を片付けなければならないということになる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ