長編夢小説

□11
1ページ/2ページ

色々あった次の日、3人は登校していた。
「あ、そうや。」
ふと杏樹は、思い出したように呟いた。
「どうした?」
徳川が聞き返した。
「あのさ、2人ともゴールデンウィーク空いとる?」
「多分…。空いてた筈だけど。」
「俺も多分空いてるな。」
徳川と華南が言った。
「もしよかったらさ、ウチの家に泊まりに来おへん?」
杏樹がそう言った瞬間。徳川は顔を真っ赤にして固まった。
「…。俺は男だぞ」
「おーい。徳川ー。自分の世界にはいんなー!私も行くからー!」
華南は徳川によびかけたが一向に徳川に変化は見られなかった。
「姉さんがさ、二人に会いたいってうるさくてさ」
杏樹は、照れ臭そうに言った。
「また予定とかみとくね!」
華南は笑顔で言った。
「俺も考えておく。」
徳川はまだ顔を赤らめながら答えた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ