summer wars!!
□第9章
3ページ/11ページ
ポーン…
正午となった。
キング・カズマとマフラー冬希は背中合わせにして奴が来るのを待つ。
来た…
ドーーン!
サクマ『来やがった!』
煙の中から出てきたラブマシーンはフユキに攻撃を噛まして行く。
フユキは攻撃を、目を瞑りながら優雅に避ける。
ケンジ『凄い…!』
リイチ『遊んでる。』
タスケ『遊んでるな。』
見えた!
フユキは空間を切り裂く。
すると、当たっていないラブマシーンが吹っ飛んだ。
フユキ『カズマパス!!』
フユキは吹っ飛んでいるラブマシーンの後ろに回り込み、回し蹴りを噛ました。
ケンジ『速い…!!』
サクマ『なんだ、さっきの!』
マンスケ『波動拳法だ!OMC内で、ジョンとヨーコが認めたアバターに与える武術!与えられるのは世界でたったの一体!
半径7メートル以内、触れてなくとも空間を伝って攻撃できる。つまり、波動で相手に当てる技だ!』
パスされたカズマは、ぶっ飛んでいるラブマシーンを殴って地面に叩き付けた。
ラブマシーンは起き上がり、首を鳴らす。
そして次はカズマに攻撃を噛まし始めた。
カズマは避けたり受け止めたりし、ラブマシーンが隙を見せたところで回し蹴りをした。
ぶっ飛んだラブマシーンは一瞬横を見、飛んだ。
カズマとフユキも続いて飛んだ。
サクマ『逃がすな!』
ケンジ『ポイントに誘い込んで!』
この戦いを見ていたアバター達は逃げ出した。