summer wars!!
□第8章
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万理子「今日は忙しくなるわよ。典子ちゃん、由美ちゃん、奈々ちゃん。台所はお任せするわ。お通夜のお酒足りるかしらね。
万作はお寺に話つけてきて。頼彦達は町内会と商工会、世話役誰にするか相談してきて頂戴。
皆いいわね?」
万助「そんなことより、やる事があるんじゃねえか?」
理香「そうだお母さん!紅白饅頭!」
万理子「あ、葬式饅頭に変えてもらわないと。」
万助「饅頭の話じゃねえ!敵討ちだ!あのなんとかって機械をぶっ壊す!そうだろ!?」
万理子「あきれた。」
万助「なんだと?」
万理子「次男坊って本当に役に立たないわね。」
万助「次男も長男もあるか!陣内家は代々どんな時にも旗あげてきたんだぞ!?」
直美「何言ってるの父さん。これからおばあちゃんのお葬式なのよ!」
万助「そんなもん知るか!戦ってこそ弔いじゃねえなか!?」
健二「あの、僕も賛成です。今まで、OZでの出来事が人の命に関わるなんて、思ってもみませんでした。
奴は危険です。昨日や今朝のようなことが、今後どこかで起こってもおかしくありません。
せめて、僕等だけでも奴を止めないと。」
確かに…それはそうだ…。
直美「はぁ!?あんた何言ってんの?」
健二「ですから、これ以上被害を出さない為に…!」
直美「人ん家で何馬鹿なこと言ってんのって言ってんの!」
健二「し…しかし…。」
直美「なんで家がこんな時によそん家の心配までしなきゃなんないわけ?」
直美さんの言っている事にも一理ある…。
健二「しかし…。」
万理子「さあ、皆!」
万理子は二回拍手した。
女性陣は仕事に取り掛かった。
冬希を除いて。