summer wars!!
□第9章
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万理子「綺麗な死に顔ね…」
ドンッ!!
万・直・理「「「!」」」
太助「いや〜入るかな、これ。」
ドンッ!!
健二「こんな物まで扱ってるんですか?」
太助「地元の電気屋ってのは小売りはわずかでね。実は、役所や学校の備品受注が大半なのよ。
これも大学に納品する予定のものなんだけどね。」
健二「それって、大丈夫なんですか?」
太助「だーいじょぶ大丈夫。借りるだけ借りるだけ。」
健二「でもなんで急に?」
太助「さっき万理子おばさん達に向かって堂々としてたでしょう。きっと佳主馬も見直したんじゃないかな。
家はどっちかっていうと女系家族だから男が弱くてさ。
中でも強いのはばあちゃんと、ばあちゃんに似た冬希だね。
さて電源は…」
すると、どこかで衝突音が聴こえた。
万助「どいたどいたー!」
万助は漁船、理一はミリ波通信用のアンテナモジュールを持ってきた。
理香「家って馬鹿な男しかいないの!?」
万理子「バカな娘もいるけどね。」
チビ三人組はバタバタしながら来た。
「「「アンテナついた霊柩車来た〜」」」
万理子「バタバタしないの!!大人しくしてなさいね。」
「「「は〜い。」」」
佐久間『夏希先輩ん家ってなんなの?』
佳主馬「普通の家だよ。」
佐久間『財閥さんが居て…
200テラフロップスのスーパーコンピューターに、100ギガのミリ波回線って…そのスペック全然普通じゃないでしょ。』
健二「果たし状を出したいんだ。」
佐久間『果たし状?』
健二「差出人はキング・カズマ、マフラー冬希。今度のキングとマフラーは今までとは違う。」
佐久間『なんで御前がそんなこと言えるの?』
佳主馬「僕がキング・カズマで、隣に居るのがマフラーフユキだから。」
佐久間『フフそれ笑うわ。』
しかし、誰一人笑わない。
佐久間『ガチで?』
果たし状
本日正午(日本時間)
OZ格闘技場にて待つ。
理一「準備完了。」
太助「こっちも行ける。」
健二「今度は勝つよ。」
万助「気合い入れろ。」
冬希「行くよカズマ。」
佳主馬は冬希の隣に座った。
佳主馬「締まって行こう。」