Dream-TVXQ-
□突然の出会い
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「ふぁぁああ…」
学校も終わり、家に帰る途中のシンチェ。
ドンッ
「きゃっ!」
「あっすいません」
「いや、すいません」
手下げ鞄から落ちた物を拾う。
「怪我ありませんか?」
「大丈夫です」
少し片言で、サングラスをかけている男の人。
髪の毛は茶髪でゆるいパーマ。
はっきり言ってカッコイイ。
「ほんとにすいませんでした。私、行きます」
「うん^^気を付けてね〜」
サングラスからうっすら見える、笑った目。
頬も上がってて、形の良い唇。
「じゃあ、失礼します」
「うん^^」
シンチェは立ち去る。
「ん?」
シンチェが去ったのを見ると、足元に落ちてる生徒手帳を拾った。
「イ シンチェ…東帝高校か…」
「あれー?生徒手帳がなぁい…」
再発行するのにお金かかるのに…
定期も入ってたのに…
「あっ…」
もしかして、ぶつかったときに落ちた?
最悪…
「………カッコよかったなぁ」
あの人、カッコよすぎ…
わー名前とか聞けばよかった…
ユナに電話しよっ
「ユナ!」
『どうしたのぉ?』
「今日街で男の人にぶつかったんだけど、めっちゃカッコよかったの!」
『いいなぁ、紹介して!』
「なんかね、茶髪でゆるいパーマで、笑った顔が可愛かったの!」
目の前にある東方神起のポスターを見て、シンチェは指を指す。
「これっ!これっ!」
『なにっ』
「私の部屋の東方神起のポスターのユチョンみたいな感じ!」
『なにそれっ!じゃぁ、めっちゃカッコいいじゃん!』
シンチェとユナはしばらく話をして、眠りについた。