Dream-SHINee-
□禁断の恋
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「せ〜んせっ!」
「テミン君、何してるの?今授業中じゃ…」
「うん!先生来なくて呼びに来たんだよ!」
「誰先生?」
「先生だよ!」
「だから「シンチェ先生だって!」
「私!?私の授業!?ごめんなさい!」
シンチェとテミンは急いで教室に向かった。
「皆、ごめんなさい!」
「先生、しっかりしてよ」
そういうのは、イケメンのミノ。
「ミノ君ごめんなさい、テミン君ありがとうございました!」
「まかせて!先生のスケジュールは全部把握してるから!」
「はい、それじゃあ始めます!」
「「ありがとうございました!!」」
「お疲れ様でした^^分からないところあったら聞きに来てください!」
「「はぁい!!」」
シンチェは教科書を持って資料室に向かった。
「わぁい!昼休みだ♪」
「先生発見!」
「テミン君!何でここが…」
「だってぇ、先生が行くのは保健室か職員室でしょ?今日は仲の良いオニュ先生がいないし、お昼なのに職員室は無いかなぁって!」
「そっか…」
テミンはシンチェの向かいに座った。
「お弁当良いなぁ」
「今日もパン?」
「うん、下宿だから仕方ないよ!」
テミンはパンをくわえた。
「自分で作るか、作ってもらうかしなさい」
「うーん」
「ダンスやってるのに、体力つかないですよ」
シンチェはお弁当を食べ始める。
「それ、美味しそう!」
「たこさんウインナー?」
「先生の言い方可愛い〜!」
「うっうるさいです!!」
君の方が10倍以上可愛いよ…
「シンチェ先生!あーん!」
「あーんって…」
「いいじゃぁん!」
「子供じゃないんだから…」
シンチェはフォークでウインナーを刺した。
それをテミンに渡す。
「ほら」
「あーん!!」
「…あーん」
「おいひ〜!!」
がらっ
「あれっ!テミン君とシンチェ?」
「バロ!何してるの?」
「生徒とかくれんぼをしてて…」
「本当可愛いね〜」
「俺はカッコいい!!男だよ!!じゃぁ、ここにはいないみたいだからっ!」
バロは出て行った。
「バロは本当に可愛いな〜…」
「バロ先生にはため口なんだ…」
テミンはパンをくわえてうつむいた。
「幼馴染で、仲が良いから…」
「僕には使ってくれないの?」
「生徒でしょ!先生とは違うんですよ」
シンチェはお弁当をしまった。
「ほら、食べたなら教室戻ってください」
「やだ〜!先生と一緒にいたいっ^^」
「テミン君、人気あるのに何で赴任して間もない私に構うんですか?」
「初々しくて、可愛いから〜!」
君の方がすっごく可愛いよ…
「ねぇ先生?僕にはため口使ってよ〜」
「嫌です」
「僕の前だけでいいから!」
「嫌です〜」
「ちゃんとお弁当持ってくるように頑張るから!」
いやいや…
そんな誘惑は…
「僕が倒れてもいいの…?」
「それはっ…クラスの担任として心配になるけど…」
「担任として…?」
「普通に倒れたらだれでも心配です!!」
テミンはニコニコする。
「シンチェ先生っ!僕、一人暮らしするんだ^^」
「いつからですか?」
「今日から!もう家具は移してあるんだ^^」
キーンコーンカーンコーン
「あっ!ほら!教室戻ってください!」
「はぁい!後でね!シンチェ先生♪」
テミンは教室に向かって走って行った。