BL-INFINITE短編-

□WooKyu
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「あはははははは!」

「ドンウヒョーン、笑うなよ〜!」



皆寝静まった頃、リビングのソファの上でイチャイチャするウヒョナとドンウ。

お酒も入ってて、夜中なのにうるさい。



「はぁ…」

「ヒョーン〜!」

「ウヒョナ〜、重いよ〜!!」

「ヒョンの唇とぉ、俺の唇ぅ、どっちが気持ちいいのかなぁ?」

「あはははははは!キスしちゃう〜?」



我慢できなくて部屋のドアをバンっと開ける。

その瞬間目に入ったのはソファの上でウヒョナに馬乗りされてるドンウ。

そして顔を近づける二人。



「やぁ!!!」

「わ、ソンギュヒョン!!」



急いで離れる二人。



「こんな時間まで飲んでないで、早く寝ろ!」

「じゃ、じゃあ!ドンウヒョンおやすみ!」

「おやすみ!!」



一瞬で部屋に入る二人。



「はぁ…」



ドンウはホヤが好きなんじゃないのか?

酔った勢いか?

どっちかというと、ウヒョナの方が攻めてたし



「はぁ…」

「ヒョン?」

「起きてたの?」

「あんなうるさかったのに寝れると思います?」

「だよな、まぁソンジョンも早く寝ろよ」

「そうですね。ヒョン、おやすみなさい」



ソンジョンが部屋に戻ったのを見てから、部屋に戻る。

ウヒョナはもう布団にもぐっていて寝てるのかもわからなかった。



「ウヒョナ、おやすみ」

「………」



寝たのか…

早いな…



「ウヒョナ」

「………」

「寝たのか」



コンコン



「ギュヒョン」

「おー、ソンジョンどうした?」

「寝れなくて、一緒に寝ていい?」

「………」

「お願い」

「………今日だけな」



嬉しそうに隣に潜り込んでくるソンジョン。



「ギュヒョン暖かい」

「抱きつくなよ。寝れない」

「そんなこと言わないでください」



構わずギューっと抱きしめてくるソンジョン。



「やぁ、お前なんかおかしいよ」

「そうですか?」

「いつもなら俺に近付かないだろ」

「僕は、ヒョンとこういうことがしたかったんですよ」



急に耳元で話されて、体が反応してしまう。



「こういうことってなんだよ…」

「こういうことですよ」

「んっ!」



ソンジョンにキスをされて、馬乗りされる。



「んんっ…!」



ソンジョンの胸を押してソンジョンを離す。



「静かにしないとウヒョナヒョンが起きますよ」

「何してんだよ」

「だぁかぁら、ヒョンとこういうことしたかったんですってば」

「お、お前…あっ…!!」

「どうしたんですか?」

「や、やめっ…っ…」



ソンジョンがスウェットの上からいやらしく撫でまわしてくる。



「んんっ…」

「感じてるんですか?」

「んっ…」



声を抑えようと必死にソンジョンの肩に顔を埋める。



「大きくなってきてますよ?」

「んっ…」



耳元でつぶやくソンジョンにむかついて、肩を思いっきり噛む。



「っ…ヒョン、そんなことして良いと思ってるんですか?」

「お前が悪いんだろ!!」

「お仕置きですよ」

「うぁっ!!!んっ、ダ、ダメっ…んっふっ!!」



ソンジョンにスウェットの上から思いっきり擦られて、声が漏れる。



「ヒョンって可愛い声出すんですね」



ウヒョナが隣で寝てるのに、こんなに声が漏れてしまっては起きてしまう。

また必死にソンジョンにしがみついて、肩に顔を埋めて声を抑える。



「ソンジョンっ、ダメだっ…やめっ…!!」

「やめていいんですか?ここでやめたら辛いのはヒョンですよ」

「んっ、でっ、でもっ…!!」



ソンジョンの手が急に止まって意識が朦朧とする。



「イかせませんよ」

「な、なんでっ…」

「イったら声でウヒョナヒョンが起きちゃいますもん」



辛い。

寸止めは辛い。



「出さないからっ…ね、ソンジョン…」

「ソンギュヒョン可愛い〜!じゃあ、ズボンとパンツ脱がしますよ」



布団をまくられて、ズボンとパンツを一気におろされる。

いくら暗いと言っても、目が慣れてしまっていては主張している物が見えてしまう。



「は、恥ずかしい…」

「大丈夫ですよ」



直接触られて、思ったよりも冷たい手に下のものが敏感に反応する。

指先で触られただけなのにぴくぴく動いてしまう。



「どうやってイきたいですか?」

「どうやってって…」

「一緒にイきますか」

「どういう…」



ソンジョンがズボンとパンツを脱ぐ。



「ま、まさか…」

「そうですよ。初めてですか?」

「初めてじゃないけど…そ、それは!!」



抵抗する暇も無く、慣らしてもいない穴にソンジョンが入ってくる。

激痛が走って大声が出てしまう。



「うぁ!!!!!ソンジョン!無理だって!やめろって!!」



先っぽしか入っていないのに激痛で涙が出る。



「しーっ、ウヒョナヒョンが起きます」

「無理だって!!バカっ!!やめろ!!そんなの望んでない!!」



ソンジョンが急に抜いて、隣に寝転がる。



「ヒョン、来てください」



ソンジョンの上に座る直前にソンジョンのものが当てられる。



「ちょっ!!」

「無駄ですよ」



自分の思いとは裏腹に、重力は下に行くものでソンジョンのがどんどん中に入ってくる。



「くっ、はっ…!!」

「んんー…何してんの…うるさい…」

「あっ!!んっ!!」

「きっつ…」



ウヒョナが起きた。

でもその瞬間にソンジョンのものは全部中に入った。



「聞いてる?」

「早く寝ろ。明日も仕事だぞ」

「ヒョンは何で座ってるの?寝ないの?」

「寝るよ」



起きたばかりのウヒョナは暗さに目が慣れていなくて、何をしているかわからなそうだった。

ソンジョンのものが中に入っていて、息苦しくてソンジョンの上にそのまま寝そべる。



「んっ!!!!」

「どうしたの?」



ソンジョンが急に腰を動かし始め思いっきり声が出てしまう。



「っはぁ、んっ、あっ」

「ヒョン、何してんの?」



ソンジョンは急にラストスパートをかけてイく瞬間に抜いた。



「おやすみ」



耳元でちゅっとリップ音がして、ウヒョンにばれる前に出ていった。



「ヒョン」

「うるさい…」



ソンジョンに体を許してしまったことが悔しかった。



「誰とやったの」

「………」



ウヒョナが俺の顔を覗く。



「寝ろ」

「俺以外の誰に体を許したの」

「…………」



覚えてたんだ

昔、ウヒョナが酔っぱらって同室の俺が襲われた。

覚えていないと思ったけど、覚えているウヒョナ。



「……関係ないだろ」

「誰に起たされたの?」

「んぅっ…」



ウヒョナにゆるゆると擦られて、治まりかけていたのにまた元気になる。
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