novel

□未成年飲酒
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「っあぁー…剣城ぃ、っく…あははははは」


うっわぁやっべぇ白竜が面白いくらい酔ってる…あの白竜がこんなになるもんなのか!?
ちきしょう!!何で!?な、ななな何でこうなった!?


〜30分前〜

「剣城…未成年のお前が酒を飲むのは違法行為だぞ」
俺はいつも通り自分の家で自分の金で買った自分のビールを何気なく飲んでいた
「あ、お前…いたのか」


アルコールが回ってきたのか記憶が薄れてきている
何でこいつがここにいるんだ?俺ん家だろ?

「お前が俺を呼んだんだろう」

うわ、心読まれた
俺が白竜を呼んだ?俺の家に?いやぁそれはないだろ
「俺はお前に呼ばれたからここにいるんだ」

また心読まれた。なんかこいつ怖い


「…」

「えーっと…お前も飲むか?」

白竜の顔の前でビールの缶を揺らすと白竜は猫じゃらしを追う猫のような目で缶を睨んだ

「ほら」

無理やり白竜に缶を押し付けて「飲め」と目で伝える
白竜は少し不安そうな顔をした後缶に入っていたビールを一気に飲み干した

「っおま、イッキ飲みって…」


白竜はうつむいたまま動かなくなってしまった

「は、白竜?大丈夫か?」
「…」

「おー…ぃ」


白竜
が全っ然動かないもんだから後悔と不安とアルコールでなにがなんだか分からなくなった

「くくっ…」

急に白竜が肩を小刻みに揺らしながら笑い出した

「白竜?」

「っはははははは」


顔は真っ赤に紅潮し目は少し潤んで焦点が定まっていない

「剣城ぃ…これぁうまいなぁ」

「あ、あぁ、そうだろ?」

白竜は何分間か笑い続けた後パッと真顔に戻り俺の方を凝視してきた


「…」

「な、んだよ」

真っ直ぐな視線が痛い


「…あつい」

「え?」


白竜はあついあついと言いながら服を脱いでいる

「ちょっ…ま、おまっ、ちょっと待て!」

「ぁつい」

「待てって!」


大声で正気に戻そうとしたが逆に白竜の変なスイッチが入ってしまったらしい
手を止めたかと思うとゆっくり俺に近づいてきた


「お前も脱がしてやる」

「は?」

白竜は見たことないような満面の笑みを向けながら俺をソファーに押し倒した

やばい、本能が感知してる、これはまじでやばい


「白竜、ちょぉっとだけ落ち着こうか…な?」

「何を言っている。俺はいつでも落ち着いているぞ」

開き直った!?やばいぞ、襲われる、犯される!

パチン

「パチ
ン?」

気づくと学ランを脱がされていた

「白竜っ、よせって!」
「剣城…ばんざいしろ」

「は?」

「はい、ばんざぁい」

「え?ちょっ白竜…っ」


完全に白竜のペースにのせられ上半身裸になってしまった

「っ見るな///」

「剣城…可愛い」

白竜は優しく微笑んだ後俺の胸に顔を近づけた


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