正位置編
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また少し頭痛が残っている重い頭を上げるとそこには見られない人達がいた
『・・誰だよ、お前ら』
「てめぇ、自分で倒れておきやがってッ!!」
私一応女なんだけどなぁ
掴みかかってくるってどんないたわりかた??
『ねえ、女子につっかかってくる人ってどうなのかな??あ、そうそう。私の部屋から出て行けよ。』
私の胸倉を掴みかかってきている手を掴む
すると、前にいた奴はバッと手を離した
「ちょっと、蓮菜さんッ!!」
『あ、ツナっていう人。今すぐこいつら連れて私の部屋から・・・・出て行け。』
すると、全員が出て行った。
まぁ、銀髪は睨んでたけど、そんな殺気別にどーってことないから。
ガラっとした部屋で窓を開け外をのぞいた
ひんやりとした風が頬を撫でていった
『・・ここも向こうも空は同じか・・・・』
そらは夕暮でグラデーションのように赤から黒へと変わっていった。
下からご飯と呼ぶ声が聞こえしぶしぶと階段を下りていくのだった。