甘い目眩
□はっぴーばーすでい祭り(笑)
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☆りょう☆
バーベキューの後、明海と信ちゃんがなんか微妙な感じで、口には出さへんけどめっちゃ心配で信ちゃんが嫌いになりそうやった。
だってな、あんな元気ない姉ちゃん嫌やし、姉ちゃん傷つけるとかあり得へんし!!
でもみんなでの飲み会のとき、キラキラした笑顔の姉ちゃんみて安心した、わかりやすいからな明海(笑)
心配事が終わればすぐに、倫子の誕生日。
何をあげたらええのか正直めっちゃ悩んでんねん。
とりあえずガソスタのバイトの日、それが終わった後に相談のために約束してたからガソスタの並びのファミレスに。
章ちゃんは上がりまでもう少し、案内された席で待ちながらメニュー見てたら『ごめんな、もう終わるから先食べててええよー』って、昔から優しいねんなー。
倫子からLINEしながら待てば、急いで来てくれた章ちゃんととりあえずは遅い夕飯。
昼間相談する時間がなかなかないし、忙しいからええことなんやけどな。
注文してドリンクバー行ったら、本題の倫子へのプレゼントの相談。
付き合ってからスニーカーと洋服はあげてて、だからやっぱアクセサリーなんかな??って。
『なにがええと思うー??』
『付き合って最初の誕生日やもんなー。』
『そうやねん!だからなんかちゃんとしときたいねん!』
『せやね、わかるで!大事やもんな!!』
『そうやろ?さすが章ちゃん!!すばるくんと忠義にも聞いたんやけど全然答えにならんし、信ちゃんなんか論外やったし。』
そっからは同い年の幼なじみだけの、秘密の悪口大会(笑)
飯食いながらいろいろ話して、結局は深夜まで…
プレゼントは明日一緒に見に行ってもらうことに決めた。
翌日仕事は忙しくてめっちゃ疲れたけど、倫子には章ちゃんと出かけるとだけは行って、二人で買い物に。
モール行ってグルグル見たけど、結局は最初に見たアクセサリーショップに戻って…
カップルの定番の店って感じはちょっと嫌やねんけど、でも…安心感が欲しかった。
あいつイケメン大好きやし、すぐキャッキャするし…
俺のもんって証、俺も欲しいねん。
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