日常編
□1.リボーン来る
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キーンコーンカーンコーン…
シーン…とした静かな廊下に生徒は二人。
そんな場所にチャイムが鳴り響く。
音を聞いたのか、ハァ…とため息をつく渚と呼ばれる少女。
そして口を開く。
『仕事だ。行くぞ――椿』
『うーい…』
椿と呼ばれた少女もだるそうに返事をすると、
ポケットからある物を取り出し、腕に付ける。
『んー…じゃあまぁ、行きますかね!』
椿の声で二人は歩き出す。
カツーン…
歩く音が廊下に鳴り響き…
儚く消えていった。
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