大空舞う忍び物語

□1.いつもの日常
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「む?極限にどうしたんだ?」

「バズーカが完全に壊れたのな」

『触らないほうがよさそうだな。』

なぜ壊れたのか。それは考えればすぐに分かることだが、
あまりにも壊れ方がすごかったので皆が唖然としてその場から動かなかった。



そして――…


シュー…


弾から煙が出てくる。
唖然としていた皆がハッとなり、場から離れようとする。


だが、弾が、煙が、そうはさせないと言っているかのように綱吉たちは動けなかった…


一歩も進むことができなかったのだ。


「なんで!?」

『分からない…!!』


なんとかして動こうとした綱吉たち。
そんな中弾は、だんだん光り始める…



ピッピッピッ…


――――――ドカン!!!!!!!



晴れる煙…
だがその場に人の影は無い。
誰一人いない…
ただ一つの小さな風が吹いた。


爆発してその場に残った弾の残骸
その色は見たこともない……








      
     
       青色










変わっていたことは、誰も知らない…


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