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□玩具*青黄
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[っぁぁあ、ぁ、や、っは、やぁ]
青峰がズボッと入る
なかをギュゥと締め付け今にも達しそうになる青峰
[っいた、い…ゃ、やだ]
ゆっくり奥に行こうとするも入れない
すると黄瀬の様子がおかしくなる
[っ、やだぁ、やだっだ…ゃあ、やあっ]
何かの糸が切れたかのように首を横に降り出し今までにないくらい泣き出す
[き、せ?]
流石の青峰もここまで壊れた黄瀬を見ると動揺を隠しきれない
すぐ黄瀬のなかから出すがロボットのように同じ言葉を繰り返す
[やだ、やだぁやだぁ、っぁ、だぁ]
[おぃ、黄瀬っ!!!]
黄瀬が横に降る首を押さえ黄瀬の顔を除き込む
焦点があってないのだろうか、瞳が大きく揺れただただ涙だけが滝のように流れている
[…ぃや、いやっいやぁ]
[黄瀬っ、おい、しっかりしろ!!!]
肩を大きく揺らすが黄瀬は正気を失っている
[やっ、やぁ、やだ、やめて、やっ]
[…っ!!!]
そんな黄瀬を抱き締めるしかなかった
壊れてる黄瀬に何もできねーが、今思い浮かぶのがなかった
[…ぁ…おみ、ね…ち…?]
しばらくすると黄瀬の正気が戻る
[っ…黄瀬…]
こんなことになったのを深く後悔する青峰
下に居る黄瀬が口を動かす
[っ…青峰、ち…俺、ただの玩具っすか???]
[っ…!!!]
[…お、れ青峰っちのこと好き、す…でも、玩具として…何も感情もなく俺を抱くのは、…いやっ、す…そんなの、欲しくない…それなら、…青峰、ちに嫌われても、いいっ、す…]
涙は止まろうともしない
[っ、わりぃ…]
さっきより強い力で抱き締める
[黄瀬…ほんと、悪かった…叶わねえ恋だと思ってたんだ…どんなに俺がお前のこと好きでも、お前は俺を憧れとしてしかみてくれねーんじゃねーかって…]
泣きじゃくる黄瀬の耳元で優しく話しかける
耳が弱いのは本当らしく吐息が耳にかかるとときおり体が跳ねる
[思いが…お前の心が俺に向いてくんねーなら、体だけでもって、思っちまって…ほんとすまねー…こんな嫌な思いさせちまって…]
すると青峰は黄瀬の腕を縛っていたシャツを解きベットから起き上がらせる
力が入らねーのか、青峰が支えるようにして向かい合う
[…今更おせーけど…黄瀬、俺はお前が好きだ]
[っ!!!]
顔が赤くなる黄瀬
[もう…これじゃぁ体から始まる恋だけど、それでも俺はお前が好きだ]
[あおみね、ち…]
精一杯の力を振り絞って青峰に飛びつく
青峰は受身も取れずベットに倒される
[うをっ!!!あぶねっ―]
[嘘じゃ、ないんすね?]
青峰の体をギュッと抱き締める黄瀬
[あぁ、嘘じゃねー]
[信じていいんすか???]
[あぁ]
[…俺は青峰っちの玩具じゃっ―]
[じゃねーよ]
黄瀬の言葉に割って入り上にいる黄瀬の頬を触る
[青峰っち、俺も好きっす]
いつものような明るい笑顔に戻る
青峰は体を少し起こし黄瀬の唇と重ねる
[っふぁ…ん…っ]
さっきまでとは比べられものにならないくらい優しい優しいキス
今が幸福だと感じれる
やがて黄瀬の力が尽き倒れ込むように青峰に抱きよる
すぐさま位置をチェンジして、何度も唇を重ねる
[ん、…っふぁ、ぁ…っ]
深く甘いキスに酔いしれる黄瀬
リップオンが部屋に響き続けた