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□かくれんぼ*高月
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[…え、まぢか]
[…まぢです]

愕然とする高尾に真実を述べる黒子

[誠凛対チャリア組です]

連れて来られたかと思えば誠凛の体育館へ招かれ目の前の人数に唖然とする緑間

[…いやいや、意味が分からないのだよ]
[何か不満でもありますか?]
[どちらが有利か決めるだけなんだろ?じゃあ俺と先輩が鬼やりゃいいんじゃねーの?]
[…そうですか?ならそうしましょう]

そういってホワイトボードに鬼役とかいて高尾、伊月と付け加えた

[え、てか本当にこの人数でやるのか?]

今更ながら伊月が問う

[…すいません、先輩。赤司くんたちも呼んだのですが都合が合わなくて…あ、なんなら黄瀬くんでも呼びますか?]
[…あ、いいわ]

日向に慰めて貰おうと近づき日向も頑張れと伊月を撫でる

[では、ルール説明をしますね]

ホワイトボードに書きながら黒子が話を進めた

[逃げる範囲はここ誠凛の校舎内]
[校舎内?!]

皆して絶叫する

[はい…あ、狭いですか?]
[狭いどころか広いだろ…]

火神が半ば呆れる

[何を言っているんですか、火神くん。彼らには目があるんですよ、目。ホークアイとイーグルアイですよ?そんなもの使ったら一発でわかりますよ]
[っは!!!そういうことか…]

納得する火神

[納得するのか、そこ]
[この馬鹿神がっ!!!]

木吉が軽い突っ込みを入れた後ダイレクトに日向が突っ込んだ

[…あれ、俺らの目ってこういう為にあるんだっけ?]
[絶対ちげーだろ…]

トリの目二人は隅でいじける

[説明を続けますね。今時計は14時を差しています。15時になるまで全員を見つけてください。全員を見つけしだいかくれんぼ終了ですよ。そして見つけた数の多い方が勝ちです]
[ふん、この勝負は高尾の勝ちなのだよ]

眼鏡をくいっと持ち上げ続ける

[ここは広範囲に視野が広い高尾が有利となるのだよ]
[…はぁ、全く何もわかっていませんね、緑間君は]
[な、なに?!]
[これは普通のかくれんぼじゃないんです!!!頭もよく使わなければ攻略できませんよ]
[…そ、そうだったのか?!]
[……ツッコミ不在なのか?]
[なら、こが、お前がやれよ]

そんなこんなでかくれんぼが始まった
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