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□禁断02 *青黄
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いつも黄瀬が身に付けたいる物が気になった

[…お前てさ、キリスタンなわけ??]
[え???何でっすか???]
[それ]

首から下げていた白く輝く十字架を指さす

[あ、これの事っすか???]

ニコッと笑いかける黄瀬

[実はー]
[あの…]

二人で話していると女が黄瀬に話しかけてきた

[教祖様…でしたよね???]
[あ、あの時の…]
[やはり…!!!あの時はとてもお世話になりました。…ありがとうございました]
[いえ…大丈夫そうで何よりです]

黄瀬と話している女をみて何処かであったような気がしていた
その女がこちらを見て顔色を変えた

(…あぁ、こいつ…確かこの前抱いた女か…)
[えと…ではこれで…]
[え???…ぁ、はい]

女はそそくさにその場を去っていった

(ま、気まずくなるよな…)

さっきの女の様子を見てた黄瀬が聞いていた

[知り合いっすか…???]
[あぁ???…ちげーよ]
[…そうっすか???]

ん???、と首を傾げる

[それよりさっきのさ…]
[さっきの…???]
[…お前教祖…??]
[あ、…言ってなかったすね…そうっすよ]

ある山を指して言う

[あの山奥に協会があってそこで教祖やってるっす]
[…ふーん]
(…なるほどね、教祖ほどの力に反応してんのか)
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