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□スキー*宮月
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[明日から修学旅行だよな…です]
[あぁ、そういえばそうだったな]

相変わらず敬語がうまく言えてない火神に淡々と答える伊月

[先輩達はどこに行くんですか?]
[っうお、いたのかよ黒子!!??]

急に声を発した黒子に驚く火神

[…最初からいました]
[一日目はスキーだったと思うけどなー]

イーグルを持つ伊月には最初から気づいてたため驚かない

[なぁー、日向。スキーってどこでやんだっけ?]
[ぁ?ダァホ。一日目くらい覚えとけよ]

後ろで着替えている日向

[長野だろぉが]
[あぁ、そうだった、そうだった]
[長野ですか…]
[…ん?どうしたんだよ黒子]
[いえ、…少し面白いことになりそうです]
[はぁ?]





[…で?]

顔は笑っているが口角がひきつっている

[なんでてめぇらまでいんだよ!?]
[あれ、そっちもだったんですか?]

まっ白い雪の中宮地が怒鳴る
どうやら秀徳も同じ時期に修学旅行だったらしい





[…どういうことだよ、面白いことって]

火神が黒子に問う

[高尾くん情報なのですが]
[…あぁ、緑間のとこの]
[あっちの3年生も明日から修学旅行らしいんです]
[へぇー]
[さっきの先輩の話からするとどうやら同じところらしいですよ]
[まぢかよ?!…スキーそっちのけでバスケとかやりだしそうだな…]
[火神くんじゃあるまいしそんなことありませんよ]





(なるほど…黒子がいってた面白いこととはこのことか…)

内心で呟く伊月

[…てか何?お前らスキー経験者?]
[あぁ、一応私情とかで皆1、2回は来てますけど…]
[…まぢかよ]

思っていたのとは違かったらしく顔をやや顰める

[…あれ?ほかの人は?]
[…]

日向の問いに黙る宮地

(…あぁ、はぐれたのか)

皆それを悟り口には出さなかったがあいつは違かった

[あ、迷子ですか?]
[!!!!]

木日だった
天然なのか馬鹿なのか…
その言葉に宮地は言い返す

[ち、ち、ちげええぇよ!!あいつらがはぐれたんだよ!]
[はははは、そんな照れることじゃないっすよ。おれはこの前買い物頼まれてさ、なかなkつかねーなと思ってたら隣町まできてたし]
[おめーなんかと一緒にすんじゃねー!!!]

日向が二人の会話を割る

[まぁまぁ、俺らと漕いでたらすぐあえるですって]
[なんでてめーらと一緒にいなきゃなんねーんだよ!]
[…また迷子になりますよ]
[…]

同行することになった
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