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□禁断04 *青黄
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信じたくなかった…
正直に嘘だと言って欲しかった…
[…なんすか、これ]
[あぁ???だから上からの命令で対象となっている悪魔だっつてんだろ!!!]
その紙には見覚えのある顔だった…
それもそのはずだ…
それには紛れまなく青峰が載っていたから
[っあ、おい!!!どこいくんだっ、黄瀬!!!]
気付いたら走っていた
彼の元に…
(…嘘っすよ…嘘って言ってよ!!!)
彼はいつもどおりの公園にはいなかった
いつもならここにいるのに、と他の所をあたる
走って回って気付けば知らない街へと来ていた
空は暗くなっていた
(…こんなに探しても居ないっすもん…きっとまた風邪でも引いてんすかね…)
と思い込み帰ろうとしたその時だった
[…黄瀬???]
いつもの聞けなれた声が自分を呼ぶ
[…あお、みねっち]
振り返るとやはり彼が居た
彼は公園へと誘った
いつもの公園とは違うがそこにもベンチがあり座った
[…どうしたんだよ、こんなとこまできて]