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□禁断03 *青黄
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[なんや、青峰。今日も出かけとらんのか…]
[うっせーよ。最近そんな気分じゃねーんだよ]
あの後俺は黄瀬に会ってない
黄瀬どころか現世にすら降りてない
(あんなにストレートにいわれちまったらな…)
最後に合ったときの黄瀬の言葉を思い出す
(…悪魔なんて死ぬほど嫌いっすよ)
その言葉を思い出すとはぁ…と溜息がでる
[…って何俺しょげてんだよ!!!糞っ!!!]
[…お前も落ち込んだり怒ったり忙しいやっちゃの…]
[いつまでいやがんだよ…出てけよ]
[ほな出ていく前に1つ…]
[んだよ]
今吉の方を顔だけ見る
[お前…現世に降りてった時…何度か天使とすれ違っとるで]
[…はぁ???]
んな訳あるかよ、と言い返した
天使が傍を通ったら気付くだろうし俺の勘舐めんなよ、と
[いや、ほんま極微量やねん。ほんの少しすれ違ったか…はたまたレベルのたこぉ天使さんで極力ばれんへんようにしとってお前に近づいとんのかもしれへんがの…]
[…ぁ???どういうことだよ。俺が天使とかと寝たといいてーのか???]
がばっと体を起こしベッドの上で胡座をかく
[そーやないで…それにそらあかんで…間違えてもそないなことあったら…青峰、生きて帰れんで…]
その時今吉が言った事はよくわからなかった