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□禁断02 *青黄
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[なぁ、お前さ苦手なもんとかある???]
[…なんすかいきなり]
そこらへんで買った自販機の缶コーヒーを片手にまたあのベンチで話していた
[…ほら誰だって苦手なものの1つや2つあっだろ]
[ま、そっすけど…]
んー、と考え出した後ニコッと笑ってみせた
[残念ながら俺にはそういうのは無いっすね]
[ない事はねーだろ…]
[ハハハ、…あー…まぁ、嫌いなものならあるんすよ]
ベンチから立ち上がり飲み干した缶コーヒーをゴミ箱へ入れる
そしてくるりと振り向きいった
[…本当に…殺したいほどに]
そのまかまがしいオーラについ青峰もゴクッと唾を飲む
(…はっ、最高だわ、こいつ)
いつしか獲物として見ていた
[…あっ、青峰っちは無いっすか???そういったの…]
[あー???俺???]
考えるように空を仰ぐ
[…とても高いとこでふんぞりかえってる奴]
[ぶっ、なんすかそれwwwwwwwwwwwwwwwww]