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□【森月】森山先輩が独占力が強かったらい いなというお話
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俺と森山さんは付き合ってる
付き合って分かったことと言ったら相変わらずの残メンさで正直出会ったばっかの時とあまり変わらない
強いていうなら、そう
森山さんは、…独占欲が強いということ
そのことに気付いたのは付き合って1ヵ月と立たないくらいだった




その時は遊園地デート
その頃はもうヤルことはとっくに済んでいた時期
遊園地もこれで何度目だろうといえるくらい

[お、あのパステルカラーのワンピース着た子可愛くない?!]

正直こっち(可愛い子探し)を楽しんでるようにも感じた

[森山さん、そんなうろちょろしないでくだっ―]
[俊くん]

俺の唇に人差し指で押さえつける森山さん

[二人っきりのときはなんて呼ぶんだっけ?]

悪戯をする子供のように笑いかけてきた
少し躊躇いつつも口を開いて彼の名を呼んだ

[…よしっ、たかさん]
[よくできましたー]

ご褒美と言わんばかりにおでこにキスをしてきた森山さんを引きはがす

[っ、ここ公共の場ですよっ]
[いいじゃん!]

ほら、いこっ、と手を差し出す森山さん
その手をしっかりと握った

色んなアトラクションに乗ってそろそろ昼だね、と言ってランチをとることにした
森山さんがパスタを頼み俺はバーガーセットを頼んだ
席についてたわいもない会話をしていただけだったような気がする
ふと隣を通った女性のバックからハンカチが落ちるのをみた
女性は気付かないのかそのハンカチを落としたままその場を去っていく
それを見ていた俺はハンカチを拾って森山さんにすいません、と言って女性を追いかけた

[あのっ…落としましたよ]
[えっ…あ、ありがとうございます]
[いえいえ…]
[学生…さんですよね?彼女さんと?]
[あ、…学生なんですけど…その友達ときてまして…]
[あら、そうなの?]

と何故かその女性はしつこく話をしてくる
そろそろかえらなきゃ…と話を切り上げようもすると凄まじい殺気を感じた
しかし振り返ったときにはもう感じない
女性はどうしたの?と聞いてくるがでは、といって早く戻った

[…典型的なやつだね]
[…え?]

戻ってくるなり森山さんがボソっと呟く
ばっと森山さんの顔を見たとき今までみたことないくらいの冷たい表情をしていた

[俺が拾って渡したかったなー]

だが次の瞬間はいつもどおり笑っていてその時は気のせいと思っていた

ランチを終えて森山さんがちょっとお手洗いしてくるね、とトイレ近くのベンチに座って待っていた
ぽーっと空を眺めていた

[…ねぇ、君一人?]

はっ、と我に変えると自分のまえに3人くらいの男たちがいた

[もしかしてはぐれちゃった?]

顔を除き込むように見てきてビクッと肩が大きく揺れる
…こいつら、俺を女と勘違いしてんのか?

[…人を待ってるんで]
[またまたぁ、もう10分くらいそうしてるじゃん]

どうやら男の俺にちゃんと用があるらしい
しかしそんなに時間が経ってるとは思えなかった
一気に不安が押し寄せてくる

[所詮一人なら一緒に行こうぜ]

力強く腕を握られ、引っ張られる

[っちょ、や、っ!!]

必死でふりほどこうとするがほかの2人がその動きを止めにかかる

[おい、大人しくさせろ!]
[っ、よしたっ…!由孝っさん!]

恐怖の中森山さんの名前を呼び続けると今度は違う方向から引っ張られバランスを崩し倒れそうになるとこを胸にダイブする
服から香るその香りは安心する森山さんの香りだった

[いやぁ、おにいさんたちごめんね。この子俺の連れだからさ]

そういつもの笑顔で言うと男達は去っていった

[…よしったかさ…!]

ありがとうございました、と続けようとしたが男達から戻ってきた視線はとても冷たいモノだった
まるで蛇にでも睨まれるかのような冷たい視線で体が膠着する
そんな俺を森山さんはグイグイと引っ張っていき早々に遊園地を出た

会話することなくただ手を強く引かれる
それが次第に痛くなって離してといっても見向きもしない

泊まる予定のホテルに早くチェックインすると早速部屋に向かった

部屋につくなりベッドに放り込まれる
ベッドが大きく揺れた
そして要約森山さんが口を開いた

[どうやら俊くんには俺のモノっていう自覚がないみたいだね]

ベッドがギシッと音を立てる
森山さんの冷たい視線を間近に受けて要約気付いた
あのときの殺気は森山さんだったのだ

じりじり迫ってくる森山さんから逃げようとするが腕を掴まれて乱暴に押し戻される

[…わ、い…]
[ん?]
[…今日の由孝さ、ん…怖い…]

その言葉を聞くと一瞬だけ顔を戻してニコッと笑いかけられる

[全部俊くんのせいだから]

俺の上に跨り見下す
恐怖でガクガクと震える手を掴まれ上に上げられる

[痛いっ!]

いつもはこんな拘束しないのに、と涙が流れる
いつもちゃんと手を握ってくれるのに…
そんな泣いてる俺を無視して話しかける

[そういえばさ…今日女性が落としたハンカチ拾って渡したよね? …あれ典型的な逆ナン目当ての行為だからさ]

耳元で喋られてゾワッとした
森山さんの声には前から弱いのだ
本気なときの森山さんの声に最初反応したのは試合中だった
ま、今はそれは置いておこう

[こんな耳…俺の声しか聞こえなくていいのに]
[っひゃぁ!]

舌を侵入させ耳の中を襲う
ちゃぷっという音に体が跳ね上がりそうな快感がくる

[っぁ、ん …やっ!]
[あ、耳弱いんだー。可愛い]
[っん!]

襲いかかる快感は止めようがない
まだ服を来ているからいこうにもいけない

[ん?もしかしてもういきそう?俊くん淫乱だね]

そう言って残っている手で俺のそれを服の上から触る

[っぁ!やだ、っや! …だめッ!]
[大丈夫だよ。服の中からいっても]

そしてそこを強く掴まれる

[はぅ …!]

びくん、と腰が上がりいってしまう
まだガクガクしてる中森山さんがジーパンを下着ごと一気に脱がされる

[あーあ、かなりのぐしょぐしょ]

その言葉に羞恥が込上がってきて涙が頬をつたる
そんな様子に満足するかのように笑っている
ようやく手を離してくれて痺れが襲ってくる

[上は自分で脱いで ]

そう言って森山さんのバックをあさくって何かを探している

服を全部脱ぐと森山さんが両手を広げておいで、という
猫のように四足歩行で森山さんのそばによるとグイッと体を寄せられる
そして下半身への違和感を感じた

[俊くんには軽いお仕置きね]
[っな!]

俺自身にリングを通してあっていけないようにしてある
そして恐怖に任せて逃げようとするが腰を掴まれ逃げ出せない

[往生際が悪いな…]

そういうとバッグから錠剤を取り出す
そしてそれを無理矢理飲ませた

[な、に?]

すると一気に下半身にくる快感に媚薬だとわかった

[っや、 …駄目っ…! ]

さっきいったばっかりのそれがもう出したいと吠えている

[おねっ …、がっい…!ゆるっぁ、して…]

泣き顔で頼むけど森山さんは軽くキスをするくらいだった

[俊くん、お仕置きって言ったよね?]

そういって押し倒す
深い深いキスをするとそれどころではない下半身が反応する

[っは、んあ…ゃ、…ン ]

森山さんの服を握ってやめてと訴えるけど聞いてくれない
どうしようもない快感に手が勝手に下に行くのを止められる

[っや、とめっ …ないでっ! ]
[まだだーめ]

泣きじゃくる俺の顔に優しいキスをする
しまいには自然と腰まで動いてきて羞恥もどっかにいきそうだった

[っは、っあん …きつ …ゃ、もうゆるっ …して ]

さっきから同じ言葉を繰り返す
するとぐいっと体を起こさせられる
くらっとくるから森山さんに抱きつく

[反省した?]

森山さんの言葉に首で返事をする

[俊くんは俺のモノなんだよ?これから先俺だけをみて俺の声だけ聞いて俺にだけ触れられるようにしたいけど流石に無理だね]

だきついてる俺をはがして目を合わせる

[だから俊くんを俺だけをみて俺の声だけ聞いて俺にだけ触れられるようにしてあげる。いつも俺のことしか考えられなくして俺がいないと生きていけないてくらいにしてあげる]

快感が襲う中森山さんの声が頭に響く

[ん …っぁ、そっ …してぇ … ]

その言葉を聞くとリングをおもいっきり離す

[っぁ、ああああああああ!]

一気にまき散らしてしまう
そして森山さんも服を脱ぐ
森山さんの脚の上に跨る体制を取られて困惑する
すると後ろの穴に指を入れられ一気に崩れてさらに奥深くゆびが入ってしまう

[っぁあああ、っやあん!]
[今のは俊くんが自分からやったんだよ?]


軽くいってしまったから脱力で脚にちからが入らない

[よしたっか、さん…早くっ…ほしっい]

森山さんの耳元で言う
すると俺の腰を少しあげるように言う
ガクガクしてる中森山さんの支えなしでは立っていられない
なにするの?と言わんばかりの顔をすると森山さんが微笑んで手を離した

[っあ、ぃっ、っあああああああ!]

自分の体重で森山さんのそれを一気に飲み込んでいく
気が遠のくのを感じた時森山さんが下から突き上げてきたから現実に戻させる

[っぁ、っあ、… ]

もう涙とかでぐしゃぐしゃの顔にキスをして耳元に口を寄せる

[俊くん自分で動いて]
[っは、っは…わかっ、んない!]

ふるふると首を降ると森山さんの冷たい視線に気付くと働かない頭でどうすればいいのか考える

[俊くんが気持ちよくなるように動けばいいよ]

ほら、やってみてと促す
とりあえず抑えきれない快感を満たそうとゆっくりと動いてみる

[っぁ、…は、っぁあ]

力の入らない腕で森山さんの肩を掴み体を支える

[ん、…っふぁ…ぁ]
[俊くん、気持ちイイ?]
[…ふぇ?]

そういえば森山さんに見られていたというのを思い出し顔から火が出るほど赤くなる

[ほら、止まらない]
[っぁあ!]

急に動かれてドピュっと達してしまう
力無く森山さんに体を預けると残りの力を振り絞って森山さんの首を舐める

[口が恋しいの?]

こくこくっと頷く俺に深いキスをする
そして唇が離れるとき手で森山さんの首に腕をかける

[よ、…したかさん、…してっ…早っ、く…きもちよく…してぇ]

すると俺を抱き抱えて優しくベッドに寝かせた

[そんな誘い方どこで覚えたの?]

俺の首に唇を近付けてあとを残す
そして俺の手を握って腰を動かす

[っあ、あ、っは…よし、ったか…ぁ!]
[うわ、呼び捨て?]
[っひゃぁ!]

行為で言葉が切れることをいいことに虐めてくる

[っあ、ちがっ!…あん!んぁ…]
[よく聞き取れないよ]

わざと荒くしてくる

[ぁ、やばっああ、でちゃっ、う!]
[いっていいよ]
[っ――!]

言葉が出ないくらいの快感が溢れ出てきて腰の痙攣が収まらない
ぐたぁとしている俺をみて終わりにしようと離れるのを回していた腕でとめる

[まっ、…て!]
[うわっ、…俊くん?]
[…まだっ…ま、だ…よし、…たかさん…]

手で顔を撫でられてビクッと震える

[無理しちゃって…俊くんもう疲れたでしょ?]
[…よしたかっ…さん、まだ、っは…いって、ない…]

俺の言葉にびっくりしたみたいに目を丸くする森山さん

[…あと、一回…一回だけ…なら大丈夫…なん、で…]
[…俊くんには適わないな…]

俺の回してた腕を外すとぎゅっと握る

[酷くしちゃったらごめんね]
[…っはい]

返事した瞬間に一気につかれてもう達してしまう

[っあ、ああっ…!]
[っは、俊くん…!]

荒い腰使いのわりには優しいキスを落としてくれる
さっきよりかなりの快感が襲う

[はっ、あぁ!っん、…きもちっ…んあ!]
[癖になりそうでしょ?]

次第に自分でも振り始めていたのに気づく

[ぁ、やっ、イク…いっちゃ…ぁ!]
[俺も…やばい]

ほぼ同時に達してしまう
森山さんのがナカに入ってきて腰が浮く

[ごめん、ナカ出しちゃった…]

もう喋れる気力もないらしく首を横にフル

[寝ていいよ、俊くん]

頑張って目を開く俺に深くキスをして眠気に誘った
そして次第に薄れていく意識の中で森山さんが笑っているのが見えた気がした



俊くんが寝たのを確認すると前髪を掻き分ける
そして自分でも薄気味悪いと思うほどの笑顔をみせる

[俊…もう俺なしじゃ、生きていけないよね?]

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