うたプリ♪レン&真斗
□仲直り
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チュンチュン・・・・・・
「んっ・・・・真斗・・・・?」
昨日俺は真斗と喧嘩してしまった・・・・。
謝るタイミングを逃した俺はいつの間にか眠っていたようだ・・・・。
今日は学校は休みで俺は仕事がオフだった。
「何でいないんだ・・・・?」
ベッドから出ようとしたときテーブルに一枚のメモがあった。
「まだ寝ているから起こさずに行く。6時ごろには帰る。 真斗」
「マジかっ・・・まだ仲直りしてないっていうのに・・・・・・」
時計を見ると9時を回っていた。
「よしガラじゃないが今日は俺が腕をふるって真斗を迎えるか!」
俺は顔を洗い着替えて朝食をすますとデパートへ向かった。
デパートに着いて野菜などを見てまわっていると、ふと先に知り合いの姿が。
「那月!こんなのいらねえだろっ!?」
「えー翔ちゃんも食べるじゃないですかー!」
そこには那月と翔が居た。
「シノミーとおチビちゃんじゃないか。」
「チビっていうな!!」
「レン君じゃないですかーめずらしいですねこんなところにいるなんて。
「お前がこんなとこまで来て料理作るなんてもしかして聖川となんか関係あんだろ?」
めずらしく図星をつかれ動揺したが俺は平静を装った。
「たまには材料から買って料理するのもいいと思ってね。ここに来たんだ。」
「ふ〜ん・・・・・。」
「翔ちゃん!コレ買いますよ?」
「コレサビ入りの寿司じゃねえか!俺がワサビキライなのお前知ってるだろ!」
「大丈夫です!僕が一緒に食べてあげます!だから好き嫌い克服しましょう!ワサビくらいは食べられるようにならないと!」
「うっ・・・・しょうがねえな・・・・・」
「食べられるようになったらご褒美あげますから!ねっ?」
「しょ、しょうがないからつきあってやる!//」
シノミーとおチビちゃんは相変わらず熱いね・・・俺も真斗と触れ合いたい・・・・。
「んじゃ俺は行くよ。また仕事で。」
するとシノミーが俺のほうへ近づいてきて耳元でそっと呟いた。
「なんで喧嘩したかはわからないけど仲直り頑張ってくださいね。」
「那月ー行くぞ!」
「はーい!」
いやいや恐ろしいね・・・・・。俺も早く真斗と仲直りしてああいう風に買い物したりしたいな・・・・はやくすませなくちゃな。俺は買うものをすばやく決めてレジへ向かった。