日常茶飯事?

□時計
3ページ/4ページ

あぁ、今日も疲れました。只今、夜の10時です。取り敢えず服を着替えようと、ベッドルームに入り、照明のスイッチを押しました。部屋が明るくなると、妙な音がしました。
「カタタタタタタタタタタッ…」
えぇ?何、今の…
サッサと着替えを持って部屋を出ます。嫌だなぁ…ネズミかなぁ。いやいや、一軒家じゃないんだから、ネズミは出ないでしょ。
と、シャワーを浴びながら考えます。ほほほ、わたくしのシャワーシーンですよ?妄想できました?
「ぷはっ」
残念、もうキッチンです。淡麗ね?
プシッ
もう一缶飲んじゃいましょう。そして、おやすみなさい、です。



〜ちゅうかんですが〜
うぁ〜、消えたぁ〜
ばぁかぁやぁろぉ〜〜〜っ!
きっと、翔くんを悪くかいたからだなぁ…でも、何故に翔くんはダメなんだ?
智くん以外の好きさ加減は、HIKARUは均等に同じレベルだぞ?多分…
てか、この章自分が書いたんじゃないくらいに違うような?
…寝て書いてたからな
ま、いいか、続き、いきます



今日の仕事は、嵐二人です。翔さんとです。
…大ちゃんじゃなくて良かった。
何故か、ビクついてる翔さんが言うのです。
「ニノ怒ってる?」
「別に翔さんの事なんか、怒ってないですよ?」
「…じゃあ、八つ当たりしないでよ?」
あからさまにホッとしたような顔をして、本当にこの人は頭良いんですかね?実は天然M?そんな言葉を聞いたら、苛めたくなるでしょ。
え?角と尻尾が、出てるって?大丈夫、ファインダーには通りませんから。ファインダー越しに笑顔がにこやかな和くんで、翔さんに対しては眼光鋭く飛ばしまくりです。
ふふっ、この回の翔さんの写真がとっても楽しみですね?



家に帰り着くと、11時をまわっていました。仕方ないです。
でもって、明日は五人で収録ですよ。
しやがれ…明日は大ちゃんに会わねばなりません。憂鬱です。
ベッドルームに入り、照明のスイッチを押しました。部屋が明るくなると、また妙な音がしました。
「カタタタタタタタタタタッ…」
うわっ!気味悪いよ!
部屋の中を見回したわたしは、見つけました、原因を!
あの、電波時計です…なんとこの時計は、薄暗い部屋では秒針の機能が遅れてしまうようです。なので、照明がついた時に一気に正しい時刻に合わせているのですね。
なるほど、返品された訳です。
大ちゃんホラーとか怖くない人ですが、毎日この洗礼を受けていたのですね。
我慢して寝不足になって…でも我慢できなくて、わたくしに助けを求めてきたのですね。ふふっ、明日、謝らなくては…
原因が分かって、私の心は軽くなりました。


「大ちゃん、寝不足にしてゴメンなさい」
「……ん?」
わたしは収録の合間に大ちゃんに話し掛けました。
小首を傾げてわたくしを見る大ちゃんに笑いかけます。そして、耳元に囁くように言いました。
「電波時計のせいで眠れなかったのでしょう?」
「…何の話しだ?」
きょとんとした目を見ると、思わず笑みがこみ上げで来るのですが、渋く囁きます。
「ありがとう、大ちゃん…でも、我慢しなくてイイからね、今度から可笑しなプレゼントだったら直ぐに返してくれてイイからね。でも、ちゃんと話してくださいね?」
わたくしは大ちゃんの頭を撫でました。
大ちゃんは眉を寄せて不思議そうな顔をしています。
大丈夫、あなたの気持ちは分かりましたから!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ