日常茶飯事?

□天高く馬肥える秋
1ページ/4ページ

出番を待ちながら、嵐の五人は連想ゲームをしていた。
次の出題者は大野。
「『天高く馬肥える秋』さぁ、何を思い浮かべる?」
最近覚えた言葉を大野は使ってメンバーに聞いた。
「さんま?」
相葉は考え込みながらも素直に答えた。
(この後の会話は『しやがれOP』を参照のこと!)
しかし、他のメンバーは
「それじゃ連想ゲームにならないんじゃないか?」
「智くん、趣旨分かってる?」
「答えあるの、その問題?」
と、先回りしたように聞き返していた。
「答えって?」
小首傾げて聞き返す大野にやっぱりという顔をした二宮が、小さくため息つきながら答える。
「分かったよ、大ちゃん。じゃあ、俺は秋と言えば、紅葉、かな?山が色付いて綺麗だよね?」
「あ〜、紅葉、いいね〜」
とコメントを返している。
櫻井は、大野の質問に食べ物で答える。
「秋と言えば、秋刀魚に梨に栗、焼き芋ってそろそろ?」
「翔くん、食べ物ばっかだな」
嬉しそうに笑った。
「うそ寒、秋嵐、流星」
「え?なぁに、それ?」
だが松本の答えに、大野は眉を顰めた。
「秋の季語。リーダーには難しかったかな?じゃあ、俺も栗。運動会に栗が付き物じゃなかった?」
相葉が聞き返した。
「甘栗?」
「違う、煮たやつ」
櫻井も聞く。
「渋皮煮?」
「違う、殻ごと煮るやつ。中身が分からなくて、美味いか、まずいか、皮をかじった時にわかんだよ」
「うん。そういうの、あるよね?かじったときの汁が甘いと美味いんだ〜」
大野が美味しそうな顔をして、松本に同意した。
「うわ〜っ、栗食べたくなっちゃったじゃないか!やめてくれよ〜」
松本は、ふふん、と不敵に笑いを浮かべている。
「京都は、焼き栗だよね」
「丹波の焼き栗?あれもホクホクして美味かったなぁ」
二宮が思い出したように言うと、櫻井が直ぐに話し出す。相葉が櫻井の言葉に問いかけた。
「その焼き栗って、京都にしか売ってないの?」
「いや、確か何処かの駅なかで見たような?」
櫻井は首を傾げながら思い出そうとしたが、番組スタッフに呼びかけられたため、暇潰しは終了した。
「嵐さーん、出番ですよー。お願いします!」
「よし、じゃあ、行きますか?」
「「「「おうっ!」」」」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ