日常茶飯事?

□そうだ!旅に出よう
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ある日マネージャーから、旅番組の企画が来ていると告げられた大野。
「どうする?結構大変っぽいけど」
「大変てW田◯に泊まろうWじゃないんだよね?」
「宿にもちゃんと予約は入れるけど、行くところは自分で、らしい」
「一泊二日?釣りしても良いのかな」
「一日中?駄目だろ、それじゃ釣り番組だよ?名物と露天風呂は絶対条件らしい」
「それをクリアすれば他は勝手に選んじゃっていいの?」
「企画、立案、実行、大野智、みたいな?」
「おお、すげ〜〜〜!面倒くさそう〜」
「そう、言ったぞ?」
「でも面白そう」
「ホテルじゃなくて、旅館に泊まるんだぞ。W温泉に入浴Wは撮りたいそうだ」
「老舗旅館て事?」
「新しくてもいんじゃないか。とにかく、日本の中で大野智が、釣りはなしで、行きたい所に行くぞ企画」
「やるやる」
「じゃあ、詳しい所は詰めよう。あ、勝手に始めるなよ?最初からカメラ入るから」
「ん?」
「番組企画渡される…から撮るんだってさ」
「候補選ぶくらいはいいんでしょ?」
「白々しくならないようにした方がいいんじゃないか?」
「あぁ、そっか…じゃあイメージだけ考えとこかな」
「そうだな。露天風呂のイメージとかな」
「あ〜!露天風呂、いいねぇ〜!」
「海に夕陽が落ちるのが見えたりとか、バックに富士山が見えたりとか、朝靄立ち込めるとか、いろいろあるな」
「マネージャーどこ行きたい?一緒に行く事になるんだろ?」
「俺の事はいいよ」
「ちなみに、さ。どんな露天風呂のイメージ?」
「ちなみに?う〜ん、森の中、傍の渓流の音が聞こえる感、かな?」
「山の中だ!」
「大野は海だろ?釣りはなしだとしても」
「う〜〜ん。どうかな?」
にんまりと笑った。
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