日常茶飯事?

□アイドルだからさ…
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急に寒くなってきたこの頃、俺たちは風邪なんか引いていられないんだけど、気が付けば、テレビ局のクルーがマスクしていたりする。
「大丈夫?」
物凄い咳が続くADに一応声掛けて、それでも近くに寄ったりはしない。
当たり前、風邪移ったりしたら大変!
明日からコンサートだぜ?
あ、明日からよろしくお願いします。盛り上がろうぜ〜!
控え室に戻ると、可愛いデザインのテイッシュケースが、テーブルの上に置いてあった。
「あれ?かわいいね、これ?布地で巻いてあるんだね」
翔くんが持ち上げて見ている。松潤が、どれ、と言って手に預かるとぐるぐる回してじっくり観察した。
「ちゃんと縫ってあるじゃん」
見飽きたのか、元あった所に置いた。
「クリスマスカラーだね?赤、緑。柄が…」
「どんだけキュートなんだ」
翔くんが相葉さんの台詞に割り込んだ。松潤に注意されてる。
「言いたかっただけ?」
「うん、ごめん」
さっさと謝るに限る、特に滑った時は。
「これさぁ、中、トイレットペーパーじゃね?」
「丸い外見からして、それとしか思えないでしょう」
「えっ?そうなの?だってこんな位のティシュペーパーってあるよね?」
「ニッサンで貰ったヤツ?」
「それそれ!あ、違うんだ〜」
相葉さん、手に持って逆さまにするとゴムで綴じて、すぼまっているところを開いてみた。
「本当だ!トイレットペーパーだよ!凄いね、良く考えるなあ」
相葉さんテーブルに置くと取り出し口からティシュを引き出す。トイレットペーパーは切れていないのでそのままズルズルと出てくる。
「うわ!切れないよこれ?」
当たり前だと思う。シーンとした一同。と、思いきや一人大野さんが相葉さん並に動揺している。
「大丈夫だ、押さえたよ」
って、ケースを押さえても意味ないよ?
「智くん、ティッシュを押さえなきゃ」
翔くんが引き出すティッシュを押さえると、そこで切れた。
「「な〜るほど!」」
って、どうなの、君たち?
相葉さん引き出したティッシュを腕でぐるぐる巻きながら定位置に戻って座った。
「あ〜ビックリした」
巻いたティッシュをティッシュケースの横に置く。
「そういえば、今更な話なんだけど…」
大野さんが口を開く。
「トイレットペーパーって、ロールの外がオモテ?ロールの中がオモテ?」
久しぶりの大野さんの話しなんで否定するのもどうかと思うんだけど。
「何でそんな話が出てくるの?」
「相葉ちゃんの見てたら、何か思い出して、いや、ケツ拭く時さ…」
「大野さん、此間もしやがれで言ったけど、俺らアイドルだからさ、そういう話しはね?」
「俺らだけだから、別にいいじゃん。でさ、ケツ拭くときどっちを使うのが正しいのかな?」
もう、三回もブーブーしちゃう人は、なんて言うか、恥じらいが無いって言うか…。
「てか、ウォシュレット使えよ?」
「家のなら使えるけど、皆が使ってる局のとかは使いづらいですよね?」
「ウォシュレットで流しても結局拭いちゃう?」
「風機能使わないんだ」
「濡れてんのって変な感じだよね?」
「だから?どっち巻きで使ってる?」
相葉さんが混乱しながら答えた。
「え、と。う、内巻き?内巻きだとどっちになるんだ?」
あ、ちょっと壊れた。翔くんが親切にも相葉さんの問いに答えている。
「それは外側じゃないかな?」
「いや、どっちでも同じじやないか?内側のがエンボス加工がキツイよな?」
「て事は内側がオモテですか?」
「柔らかいのはどっちなんだ?」
「わっかんねぇ」
意見が出きった感があり、最後はいつものように、リーダーたる大野さんに締めていただきましょう!
「で?結論は?大野さん?」







「アイドルはトイレしないから!」

それかいっ?!



おわり

Thank you for coming!

・・・2012.11.15 21:53


今日森光子さんの訃報聞きました。
先週?智ラジでW人生で緊張した瞬間Wを聞いたばかりだったでしょ?
だからなお、驚きました。
92歳…現役で、舞台など拝見したことはないですが、素晴らしい方でしたよね…。
夢見るように、眠るように亡くなったとのこと。
ご冥福をお祈りします。

しかし、森さんすみません。急いで書けるの、こんなのしかなくて…
 

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