闇から光へ【ワンド夢】

□story1『ミルス・クレアへ』
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マヤ「…デカ…」


…ここはミルス・クレア魔法院
世界一の魔法学校で
世界中の魔法が集まる場所…らしい

その学院の門の前に立っているのは
うち、マヤ・アメティスタ…
歳は16、身長は160cm…

…なんて、自己紹介してる
場合じゃないんだけどね…


マヤ「…早くしないとイヴァンに怒られる…」


時刻は夜の7時をまわったところ…
ちょっとした手違いで約束の時間より
大幅に遅れた…

生徒たちは寮に帰り
学院は静かだった…


―――・・・

【学院内】

マヤ「…学長室って…どこ…?」


…迷った…
…この学院広すぎ…


マヤ「あ…魔法使えばいいんだ…」


うちは媒介の指輪をつけた
右手を胸の前に出し、呟いた…


マヤ「レーナ・ルーメン…光の道標となり我を誘え」


――キラッ…


言葉とほぼ同時に黄金色の
魔方陣が現れ、次の瞬間うちから
光の線が延びた…

これを辿れば学長室に行ける…
さ、早くしないと…



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