小説

□絆の秘湯〜二分の一編〜
1ページ/3ページ

〜注意〜
●覚醒に紋章の謎キャラが魔符として仲間になっている。
●魔符が本物の人物になったら…
●オグマ×ナバール
●女体化あり
●色々捏造
以上が大丈夫な方だけお読みください。



クロム達は異界の秘湯という所に訪れた。そこには様々な効能の温泉があり、皆で好きに入ろうということになったのだが…。クロム達の行く所戦闘あり、なぜか屍兵が現れ温泉を占領するという事態になっていた。屍兵を倒さないと温泉に入れないということもあり、皆一丸となって殲滅を始めた。

ルフレの指示のもと確実に屍兵を倒していくクロム達。オグマとナバールも着々と敵を斬捨てていく。特にナバールはいつにもまして気合いが入っていた。なぜならここにある旅館という場所でクロム達は宿泊することになっているのだが、そこでオグマと同室になり、しかも各自の部屋に備え付けてある温泉に二人で入ろうと約束していたからである。顔はいつも通り無表情だがナバールは心ではうれしくてたまらない状態だった。
「屍兵め…俺とオグマの邪魔をするなら皆殺しにしてやる!!」
ナバールはあらたに現れた屍兵を追って単身敵陣に突っ込んでいった。
「おい!ナバール!足場が滑りやすい!!!気をつけろ!!!」
オグマがそう言うのも聞こえないのか、いつもの調子で敵を屠っていくナバールだったが…。残りの一匹を倒した拍子に足を滑らせてしまった。しかも近くの温泉に落ちたのだった。
「!!ナバール!大丈夫か!?」
オグマが駆け寄ったが、ナバールはびしょ濡れになりながらも自力で温泉から這い上がってきた(長い髪がまるでホラー映画の○子のようになっていたが…)。
「くそっ!とんだ失態だ!!」
「おもいっきり濡れたな…このままじゃ風邪をひく。何か拭くものは…」
「いい。脱いでいれば乾くだろう。」
そういって服を上着だけ脱ごうとしたナバールだったが、ここで自分の身体の違和感に気付いた。
「…?何だかいつもと違う…ついているものがない気がする…???」
「何言ってるんだ?というか…声がいつもより高いな?やはり風邪をひいたか?」
「…ちょっと待て!!…確認する」
そう言ってナバールはズボンの中を自分だけ見えるようにして覗いた。
「…!!!!!!!!!!!!」
「…いったいどうしたんだ??」
「………ない…」
「は??」
「男についているものが…ない!!」
「はあ??そんなことあるか!!お前男だろ!!」
そこでオグマは今のナバールをよく見てみた。
何となくだが全体的に丸みを帯びているような…声も高いし…背も少し縮んだか??…胸は…申し訳程度に膨らんでいるような…
「え〜と…ナバールだよな…??」
「俺だ!だが、あんたからも変わって見えるなら…もしかして…もしかするのか??」
オグマはとりあえず温泉に落ちてからナバールが変化したのかもしれないと推測し、温泉の効能をみることにした。ナバールが落ちた温泉の効能が書いてある看板には“性別逆転の湯”とあった。
「……」
「オグマ…多分俺、女になった…」

“性別逆転の湯”の報告をルフレにし、この温泉地の管理人にその湯を封鎖してもらい二次被害を防いだのだったが、その過程でナバールが女になったことは軍全体に知れ渡ってしまった。
そんな問題も起こったが、無事屍兵を殲滅したのでクロム達は旅館で休むことにした。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ