野狐と神様の社

□プロローグ
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~主人公side~
『つまんねーーーっ!!』

…と、叫んでんのは仮にも女子の立花翡翠。ちなみに高2。
最高にご機嫌斜めだ。

『ったく、何でこんなにつまんないんだ!』←本日2度目

イライラの原因。
世の中が平凡すぎてつまらないから。

(という、ちょっと痛い子ですww。)←by管理人


『…よし、本屋に行こう。』

あまりにも暇だったから、私は本屋に向かった。

そういえば、最近"神様はじめました"の新刊出たんだっけ?
と思いつつ、徒歩15分。
本屋に到着!!


本屋に入って、お目当ての神様はじめましたを……っと、発見!

『キターーー!!ちょ、…奈々生ちゃん可愛すぎだろ?巴衛…マジでカッコいいよ!!こりゃー買うしかないよね♪』

まぁ、一人ではしゃいでた訳ですよ。端から見たら、可笑しな人と思われたかもしれない。

うん。気にしたら負けだよね。

私は漫画を一冊手に取り、レジで会計を済ませて無事に購入。

帰り道、買ったばかりの漫画をどうしても見たくて、鞄から取り出した。ルンルン気分でページを開いた。そう、開いたんだよ、普通に。

…じゃぁさ、何で開いたページが光ってんのーーーっ?!

べつに「この漫画は光ります」とか書いてなかったよね?
書いてあったら、それはそれで驚きだけどさww


呑気にそんな事考えてたら、光が私の体を包み込んだ。

『ゲッ?!ひ、光に食される!』

そんなバカな発言も虚しく、私の意識が段々遠のいていった。
まだこの漫画読み終わって無いのにーっ!と、薄れる意識の中で叫んで……

完全に光に包まれた途端、私の意識はぶっ飛んだ。


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