碧色の旅3

□貴方と、初めて。
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ーーードサッ


『お、沖田?』


「……ねぇ、結香。君の初めてを、僕に頂戴?」



あたしは今、沖田に押し倒されている。

何故だ?
何故こうなった?


あたしは、三月ほど前に偶然羅刹の存在を知ってしまい、屯所に連れてこられたのだが、剣の腕をかわれ、今は沖田のいる一番組の一人になっている。



しかし、あたしは女だ。
隊務はせずに緊急時や、近藤さん、土方さんから呼ばれた時などをしているうちに、色々な所で戦ってきた。



そんなあたしが、二月ほど前だ。
沖田に告白された。


初めは驚いた。
だってあたしも、沖田が好きだったからーーーー


そんなことがあっても、色々忙しくて、気がつけばもう一月経っていた。


それで、何故か今沖田があたしを押し倒している。



「………結香?僕の話、聞いてる?」

『…えっ、あ、はい。』

「………ふうん」



すると、沖田がいきなり唇を重ねてきた。

『んっ!』


初めは触れるだけだったけど、次第に激しくなっていく。

『んんっ…ふぁっ…』


呼吸が苦しくなり、沖田の胸を叩くと、唇を離してくれた。

『はあっ…沖田?』


「………脱がせていい?」


そう言うが早いか、沖田はあたしの着物を脱がせていく。

そして、露になった胸。
その頂は既に起っていた。


「…結香…起ってるね」

そう言い、それを口に含んだ。


『あっ…ああっ……んぅ……』



知らず知らずに声が漏れてしまい、恥ずかしくて唇を噛んでいると。

「声、聞かせてよ」

そう耳元で囁かれてしまい、その吐息にさえ、ぞくりとしてしまう。

沖田はあたしの片方の胸の頂を口に含み、舌で転がしている。
そしてもう片方は、指で弾いたり摘まんだりしている。



『んぅっ…やあっ…あっ…んっ』



下が疼いてきて思わず足を擦りあわせてしまう。

沖田はそれを見逃さなかった。

徐々に下がっていく唇。

そして沖田はあたしの秘部に触れた。

「…結香のここ、凄い濡れてるよ」


『やあっ…言わないでっ…』



「クスッ可愛い」

自分でもわかるほど濡れているそこに沖田の指が入ってくる。

そして動き始める指。


『ああっ…あんっ…ひゃうぅっ!』

ある一ヵ所を掠めた時、とてつもない快楽が襲ってきた。

「…ここがいいの?」

沖田はそこばかり責めてくる。


『あんっ…や…はうっ、ああっ!』

どんどん責められて、よくわからない感覚が襲ってくる。


『沖、田ぁ…何か…くるっ……』

「ん、いくの?」

『やあっ、あっ、ああああっ』

体がびくっとはねる。

『はあっ…はあっ…はあっ…』

「……いれていい?」

あたしは頷く。

「……いれるよ」

つぷ、と入ってくると同時に痛みが襲ってくる。

『いっ…た……』

「…全部入ったよ。平気?」

『…うん』

下腹部にある圧迫感は沖田のだ。


「………動くよ」

そう言い、ゆっくり動き始める。

『あっ…んっ、あっ…ああっ』

指とは比べ物なはならない程の快楽が襲ってくる。

「…っ結香っ…きつ……っ」

『沖、田っ!あんっ、きゃううっ』

最初はゆっくりだった動きも、次第に激しくなっていく。


『あんっ……ああっ…』

するとまた、あの感覚が襲ってきた。

『沖、田っ…また、なにかっ…くるっ!』

「結香っ僕も……っもうっ……」

そして一番手前まで引き抜くと、一気に突き刺した。

『ああああっ!』

「くっ……!」





ーーーーーーーーー

「体、平気?」

『腰が痛い』

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