□【露米】勝利の瞬間【18歳以上】
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「今から君はぼくのものだよ」

「・・・!」

ロシアは興奮気味に勝利を宣言した。

両者とも負傷し、戦局は最後まで五分五分だったが、わずかな差でロシアがアメリカを仕留めた。

アメリカは荒い息を整えながら、切った唇から流れる血を手で拭った。
もはや抵抗しても無駄だと、争いの後の静けさに思い知らされる。
兵は皆引き上げ、残されたのはアメリカとロシアただ二人だった。

ロシアは手際よくアメリカのジャケットを脱がせ、シャツのボタンを外して行く。

そして、アメリカの白い肌を露わにした。

アメリカは抵抗こそしないが、ロシアに鋭い視線を向けていた。

アメリカの素肌を前にして、ロシアは辛抱できなくなりその身体を抱きしめた。

「アメリカ君」

ロシアは愛しさに任せて、アメリカの身体を撫でた。
乳頭を擦ると、身体がピクリと反応した

今まで触れることができなかった肉体に、丁寧に口付けていく。
アメリカは自分の身体を好き勝手に触られて、悔しさで唇を噛み目を伏せていた。

ロシアは立ち尽くすアメリカの下半身に手を伸ばし、軍服のベルトを緩めた。
ズボンをずらし、下着の上からアメリカのものを握ってゆるゆると擦る。

「アメリカ君、気持ち良い?」

反応は鈍かったが、ロシアの手の動きが早くなるのに連れて、アメリカ自身も硬度を増していった。

微かに嬌声のようなものを上げながら、アメリカは目を瞑った。
目の前で起こっている事態を、現実と受け入れたくなかった。

「アメリカ君の、勃ってる」

ロシアは熱を帯びた声で囁いた。
アメリカは、自らの身体に与えられる快感にただ身を委ねていた。

「本当は僕にこうされたかったんだよね」

立っている気力もなくしたアメリカは、目をきつく閉じて地面に膝をついた。

「アメリカ君、どうしたの・・まだ終わらないよ」

ロシアが怪しげに微笑んだ次の瞬間、アメリカの口には熱の塊が押し込まれた。

「ンッ」

アメリカは押し返そうとしたが、両手首を頭上で抑えられて上手く抗えない。

「ちゃんと舐めてくれないと放してあげないよ」

ロシアはアメリカを見下ろし、片手で自分の腰に引き寄せた。

アメリカは観念して、ロシアの先端をちろちろと舐めた。

「あっ・・アメリカ君・・」

ロシアの甘い声を聞いて、アメリカの下半身に快感が走った。

「ン・・・ふ・・っ」

アメリカはくびれた部分と裏側も舌でなぞりながら、頭を上下に揺らした。

ロシアは腰を動かしながら、自分に奉仕するアメリカを見守っていた。
アメリカの口からは、唾液とロシアの先走りがこぼれていた。

「あ・・アメリカ君、もっと・・」

「ンッ・・・んンッ・・」

淫らな水音をたてながら、ロシアのものが激しく出入りする。
アメリカは喉の奥まで棒を差し込まれて、苦しげな表情を見せた。
ロシアは自分のものを引き抜いてアメリカを後ろから抱き、臀部にあてがった。

「あッ・・・・」

アメリカは掠れた声を出した。
ロシアは入り口を指で揉んでほぐしてから、一気に突き入れる。

「ああああッ」

アメリカは目を大きく見開き、ロシアに揺さぶられて喘いだ。
アメリカの息子は後ろを突かれる度にビクンビクンと揺れた。

ロシアは、長年追い求めていたものを手に入れた感慨に打震えていた。
アメリカの中で痛いほどに容赦なく圧迫され、それすらも快感に変わって行く。

「アメリカ君、キツいよ・・力、抜いて」

「あンっ・・はあ、あア・・・ッ」

アメリカは後ろを貫かれて、それどころではなかった。
仕方なくロシアがアメリカの前を触ると、精液でぐっしょりと濡れていた。

「ふふ、アメリカ君・・もう出しちゃったの・・?」

「ひっ・・・あア・・・」

アメリカはただ身体をガクガクと揺らして、ロシアのものを締め付けるばかりだった。

「だ、だめ、出ちゃう・・ッ!」

ロシアはぎゅっと目を瞑ると、アメリカの体内に射精した。

「はあ、はあ、はあ・・・」

ロシアは名残惜しい気持ちを感じながら、アメリカから離れた。

アメリカは草の上に倒れ込み、ロシアを見つめた。
アメリカの尻からロシアの精液が一筋、流れ落ちる。

「・・もう1回、したいの?」

「・・そんなわけないだろ・・」

「僕は、したいなあ」

ロシアの一存によって、第2ラウンドが開始された。

END.
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