ー新志ー運命共同体の歩む道

□第二話高校生だけど子持ち?
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第二話「高校生だけど子持ち」


志保「ええ、あの子達の面倒は大丈夫よ。ええ、はい。」



新一「んじゃ、帰りますかね」


俺達は警視庁に呼ばれ帰る途中だった。


志保「なんだかんだいってもう夕飯時ね。」

新一「だなー、おめーの入学祝いに焼肉でも行くか?」

志保「貴方の奢りならね?」

新一「たりめーだろーが」



ー焼肉店ー

新一「げ」

志保「あ」

なぜこのような感じで固まっているかというと少年探偵団の元太、光彦、歩美が焼肉店にいたのである。もちろん親も同伴だが


新一「気を取直して....」

志保「食べましょうか。」

新一「ああ。」

志保「そういえば焼肉なんて全然食べたことなかったわ」

新一「確かにそんな感じするな」

志保「それ、どういう意味?」

新一「怒んなって!楽しく行こうぜ楽しく!」

志保「あなたのせいじゃない」






新一「そろそろ出るか?」

志保「そうね。」

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

新一「!!」

志保「隣の部屋よ!」

ガラガラ

??「ひ、人が!!」

新一「はいるな!」

??「貴方は?」

新一「工藤新一、高校生探偵だ!」




目暮「それで貴方が第一発見者の村田涼さんですな?」

涼「はい、佳奈ずっと黙っているから肩を押したらもう亡くなっていて....」


村田涼(20)大学生

目暮「貴方は被害者の矢部佳奈さんと二人で焼肉を食べに?」

?「いえ、俺も一緒です」


篠塚祐也(20)大学生

目暮「失礼ですがあなたがたはどう言った関係で?」

祐也「俺と涼と佳奈は高校からの同級生でたまに飯行ったりする関係ですよ。あ、ついでに言えばサークルも同じで」

目暮「にしても凄いですなァ事件が起きてから一人もこの部屋に入れてないなんて。」

涼「それはあの二人が....」

目暮「ん?あの二人?!!おお!工藤君じゃないか!」

新一「お久しぶりです。目暮警部。」

目暮「それでその女性は?」

新一「あ、俺の助手の....」

志保「宮野志保です。よろしく。」

新一「それでこの部屋に注文を持ってきたのは誰ですか?」

?「わ、私です....。」

原田留美(18)女子高生

新一「注文に触ったのは?」

留美「いえ、私だけです。」

店長「確認したければ厨房とこの部屋以外ならカメラがありますが....。」

新一「見てみましょう。」

目暮「うーむ。確かに留美さんだけですなぁ」

新一「このカメラを見る限りじゃ留美さんにも犯行不可能です。」

志保「工藤君!どうやら佳奈さんはフグ毒で死んだようよ。ここを見て」

新一「なに!!」

志保「死んだのは大体20:30ってところね。」

新一「お二人に聞きますが佳奈さんに不審な動きはありましたか?」

涼「いえ....。」

祐也「特にはないですね。」

留美「あ!」

新一「どうしました?」

留美「たしか矢部さんがコップを割ってしまったて回収には行きました。」

新一「佳奈さんはどんな様子でしたか?」

留美「かなり酔っていました。」

祐也「そうだったのか?」

新一「どういうことです?」

留美「ああ、祐也はお腹を下しちゃって30分ほどトイレに行ってたんです」

犯人はわかった。だが証拠がねぇ....。

ん?あの人....ずっとポケットにてを入れてる?

新一「志保!いいか!」

志保「なに?」

新一「もしかして....か?」

志保「ええ、そうよ。それがどうしたのよ?」

新一「目暮警部!わかりました!」

目暮「なに??」

新一「まず、殺し方につい説明します。殺し方はフグ毒を使用しての殺害方法で、恐らく犯人は二人っきりになるチャンスを作り出して殺害したのでしょう。」

目暮「だが、そんなに早く毒が回るかね?」

志保「フグ毒は20分から三時間で全身に毒が回るわ。それがフグ毒の特徴....だからよく殺害方法に使われるのよ。」

新一「僕は最初留美さんが言った通りコップを割ってその破片で口を切ったのだと思っていました。でも違うんです――」

目暮「どういう事だね?」

志保「佳奈さんはA型なのに対して....ルミノール反応を通して調べた血液型はO型....。これは犯人と争う際に騰いたダイイングメッセージなのです。」

目暮「成程....ん?しかしフグ毒は20分は必要じゃないのかね?」

志保「当然激しく動けば回る時間も早くなる....。なので早く回り、佳奈さんはダイイングメッセージを残した。」

目暮「な、なるほど!」

新一「その犯人は....村田涼!貴女だ!!」

涼「しょ、証拠は!」

新一「目暮警部。ここ、長袖でいるのは暑くないですか?」

目暮「あ、ああ....?あ!」

新一「貴女はかなり汗をかいている....どうしてそこまでして長袖でいるんですか?」

涼「くっ....」

目暮「失礼....!!」

こうして工藤新一、宮野志保の手柄で犯人は捕まった。


新一「これからも高校生探偵工藤新一を....」

えっ....

志保「その助手の宮野志保をよろしく」



テレビ


アナウンサー「高校生探偵工藤新一美人助手を連れて事件を解決しました。現場の水無さん?

玲奈「はーい、たった20分で解決した工藤新一君と宮野志保さんです!」






蘭「あら新一....」

園子「宮野さんもいる....」


蘭「工藤新一の美人....助手現る?」

園子「なによ....あの女....勝手に助手面して....蘭なのに!それは」




テレビ

玲奈「凄いですね!まるでシャーロックとワトソンみたいで!」

新一「いえいえ....」

志保「そんなことないです。」

玲奈「なぜ助手になったんですか?」

志保「この人、危なかしくて私がいないとだめなので」


園子「この女あったまくる!!」


新一「でもコイツがいてくれて俺は安心できんですよね。」



そう....だよ....ね、

宮野さん私より頭良さそうだし、いえ、天と地ほどの差がある....、、

私より....宮野さんの方が....

園子「あ。そう言えばあんたら明日デートでしょ? 」

蘭「あ、そういえば....」

園子「探偵業ではあっちが助手でも人生はこっちが助手って見せつけてきな!」

蘭「う、うん」

園子の言うとおりだ!

凹んでちゃダメよね!


ー翌日ー


新一「あ、蘭との約束の前にあいつに借りたシャーペン返しとこ、忘れないうちに」

ピンポーン

ガチャ

「あ!新一お兄さんだ!!」

新一「え」

なんで、コイツが?

その理由は一時間ほど遡る―――



「今日は博士が帰ってくる日だよね!」

「先月いってたもんな!」

「ですね!」

ピンポーン

「はい?」

「博士じゃない....」

「上がっていく博士に電話してみるわ」


ーーー

「すまん!れ戻れそうにないんじゃ!!済まないが志保君が遊びに連れていってくれんかのぉ....」

志保「どうせキャンプでしょう?」

「そうじゃ....」

志保「わかったわ....。」




志保「というわけよ....」

新一「大変だなぁおめーも」

志保「何言ってるの」

志保は呆れた顔で言った

志保「貴方も行くのよ」

新一「え」


新一「俺も?」

歩美「うん!」

光彦「ええ」

元太「うな重」

志保「バックれたら抹殺よ?」

新一「ええええええええええええええ!!」

どうなる?新一は蘭?志保?少年探偵団?

To be continue....
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