main(銀土)
□In water
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こんなにいい天気な日はいつぶりだろう、と思う程に太陽は眩しく輝き朝から地面を照らし続けている1日だった
最近になって梅雨が明けたので気温は高くじめじめして気持ちの悪い天候だった
急に気温が高くなったので巡回中の土方はジャケットは屯所内の自室に置いて、ベストにスカーフなしの涼しげな姿だった
(暑い…イライラする暑さだな…)
土方自身、暑がりでも寒がりでもないがさすがにこの気温はどうにかならないものかと考え胸元シャツをパタパタとさせ空気を入れさせるが額からの汗とアスファルトをじりじりと照らす太陽に特に変化はみられない
今日は何もなさそうだしこのまま屯所に戻りシャワーを浴びたいとこだなと思っていると、前から太陽に負けず眩しい銀髪をもった男が目にはいり、嫌でも誰かがわかってしまう土方は溜息をついた