君に出会えた奇跡

□第二章
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海「大丈夫?」
雅「ありがとう。森谷君」
海「なら、いいけど・・・」
桜「雅・・・。森谷君になら・・・アンタの過去話していいんじゃないの?」
雅「桜・・・」
桜「森谷君ならきっとわかってくれる・・・大丈夫よ・・・」
雅「うん・・・」
桜「森谷君?この子の話聞いてあげて・・・。もし、この子を泣かしたら私が許さない!!」
海「わかった」
私の過去
あれは、私が中学の時・・・
女A「あんたさぁ、ちょっとテニスができるからってふざけないでくれる?」
雅「えっ?」
女B「あんたのせいで、三浦君があんたの事を好きになったのよ」
雅「私は別に・・・三浦くんのことは・・・」
女C「あんたみたいな最低女は・・・一生テニスができなくなればいいわ!!」
雅「きゃーーーー」
三「なぁ、神崎。俺、別にお前の事好きじゃねぇから・・・」
雅「わかってるよ」
私は、自分の知らない噂によって、右腕骨折、左足打撲というケガをおった・・・。
それから・・・医者に言われたのは・・・もう一生テニスはできないでしょうだった・・・。
私は、もう人を信じられなくなった。桜しか信じられなかった。
テニスが私の生きがい。そのテニスを失ってしまった。
そんな時・・・森谷君にあった・・・
海「俺に・・・」
雅「うん。」
桜「雅はねぇ、この高校に来たのよ。あの時の事件を知らない人たちのいない場所へ・・・」
?「おい、海斗!!」
雅「えっ?どうして・・・」
桜「三浦!!」
海「えっ?知ってるのか?」
桜「雅を人間不信にした張本人よ」
海「三浦が・・・」
三「なんで、神崎が・・・」
海「おい、三浦・・・」
三「なんだよ。海斗」
海「神崎さんは・・・何もやってなかった。なのに、なんで神崎さんを信じてやらなかった。」
三「海斗。お前は中学が違ったから・・・」
海「俺がいたら、神崎さんの味方になる。例え、学校の皆を敵にまわしてもなぁ!!」
三「なぁ、神崎?確かテニスできないんじゃなかったけ?また、テニスやってあんなことになったら、お前の人生終わるぜ?」
桜「ちょっとあんた!!」
三「相田。お前もわかってるんだろ?こいつは人を不幸にするしかことできないんだよ!!」
桜「そんなことない!!あんたは雅を信じてなかった。右腕骨折、左足打撲。そんな風になってまで、雅はテニスを続けたかった。だから、雅は大変なリハビリまで頑張った。あんたはそれを知らないから!!そんなことが言えるのよ!!」
海「三浦。お前帰れ」
三「はぁ?何をいってるんだよ!!海斗」
海「これ以上。彼女を悲しませるな!!」
三「なんだよ!!」
海「言っただろ?失せろ」
桜「森谷君・・・」
雅「うぅ・・・」
桜「雅!!」
海「神崎さん!!」
雅「いや・・・」
桜「雅!!落ち着いて!!」

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