大事な話があるんだ。アルミンが言った。何だよ。ここではちょっと。後で僕の部屋においでよ。ふたりっきりで話がしたいんだ。 わかった。 「それで、話って何なんだよ」 「うん」 聞き役に耐えかねて先を促した。 今日の晩飯がどうだ。訓練がどうだ。ミカサが、ジャンが、クリスタが。そんな話も嫌いじゃないがお生憎、世間話がしたいなら明日に持ち越したい。早朝訓練は特に骨が折れると評判である。 「僕、おかしいんだ」 口籠った。 「どういう意味だよ」 「身体が、こう」 「?」 「内側から、熱がせり上がってくる、みたいな」 アルミンはなんともばつの悪そうな顔で俯き、両肩を掻き抱くジェスチャーをいれた。 「奥が、あつ、くて」 ベルトに手が掛かる。小気味いい金属音がして、寛げられるそこをなんとなく注視してはみたものの確信を得ない。 「ぐりぐりって、押される、んだ」 制服のボトムがずり落ちる。 「中で、擦れて」 四つん這いになった。 「時々、っあ、へんな、とこ、ろに」 下着を膝まで下げる。 「当たるん、だ」 アルミンは臀部をこちらに剥き出して尚且つ媚びるような視線を投げた。 「エレン、見て」 乳白色の球体が連なって飛び出している。アナルは視線を飲むようにひくひくと蠢いた。 「あっ、その」 「僕、どうなってる、の?」 俺は喉を鳴らした。華奢な割にもっちりとした尻が強請るように左右している。体液かなにか知れない半透明の液体が溢れ返ってことさらひどい。 「ねえ」 「アル、ミン」 「んあっ」 腿の間から伸びた中指が球体をまた食ませていく。 |