銀の過去
□解決策はある
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桂「いつまでここにいる気だ?」
神「早くでていくよろし!お前がいると話が進まないある!」
三人はこれからの事を考えようといつもなら銀時が寝ているソファに座り込んでいた
それをドアの前にもたれ沖田は三人をじっと見ていた
総「いつまで?悪いが俺は帰るきはないぜ、旦那が高杉と関わっているのを見た以上ほっとけるわけがないでさぁ、だいたい桂お前にそんなこと言う権利はないと思いやすがって事なんで俺を空気だと思って話の続きをどうぞ」
最も存在感の大きい沖田を空気と思うことは出来るわけがない
楽「んな事思えるわけねぇだろ!あーん!!」
確かに沖田が桂を目の前にしたらいつもなら真選組vs桂&エリザベスの鬼ごっこが始まるはずであるが沖田は桂を追おうとしなかった
桂「今は何を言ってもひかないみたいだな、仕方がない…リーダー今は一刻をあらそう時だ」
その言葉で神楽は渋々沖田の存在を認めた
新「沖田さん約束してください、ここにいて僕達が話した事を土方さん達には…」
新八の次に出る言葉を沖田は理解することが出来た
総「ああ…」
何故こんな事を新八がいったのか
新八は感じとる事ができたのだ
今から桂が何をはなすのかを
桂「いいか、新八くんにリーダー」
桂の顔は真剣な顔で神楽と新八を見ていた
桂「2人共銀時が昔何と呼ばれていたかしっているな?」
知っている
知っているけど答えられない
昔はその呼び方で呼ばれていたかもしれない
けれど今は違う
銀時は紛れもなく
万事屋の経営者であり
家族なのだ
ましてここには今は真選組の沖田がいる
総「白夜叉…」
だが予想外の相手が銀時の二つ名を口にした
桂は驚いた顔で沖田を睨んだ
桂「なんでお前がその事を知っている?」
総「旦那から直接聞きやした」
この言葉で桂には疑問が浮かんだ
桂「…知っていて何故銀時を捕まえない?いくら今は攘夷の道から外れていても白夜叉となれば話はべつだろう?」
確かにと新八と神楽も思い2人の話をきいていた
銀時は昔は伝説の攘夷浪士だった
伝説と呼ばれているくらいなのでそこらへんの攘夷浪士とは格が違う
総「なんででしょうねぃ、俺にも分かりかねやす…
ただ、旦那と俺達真選組は腐れ縁って事、理由はこれだけですかねぃ」
明らかに理由にはなっていない
腐れ縁、ただこの一言だったが桂は理解する事ができた
桂(やはり、捨てる事など無理だと言ったのだ)
桂は攘夷戦争終盤のときいつしか思った事を再び思うことになったので苦笑した
桂(お前は過去を見ずに未来だけを見てればよいのだ)