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□ブラックフラワー
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雲の隙間に 光のあまもり
傘の下には 虹に憧れた 花


大きく広がる 空青く高く
森を照らす 七色のキミ
この傘を取れば ボクは散るだろう
それは光を嫌った 森の中

どうして いつでも 幸せそうに
空を受け止めて 輝いていられるの

小さな色を持った ボクはひとりぼっち
広すぎる大地 照らすことはできないよ
背を伸ばしたって キミにはとどかない
大きな光が笑って 世界は笑顔に変わった


それは涙の雨 ボクは目を閉じた
気付けば そこにいるのさ
落ち込んだ森の中 優しく微笑んで
水たまりはキミの元 戻ってく

本当は 寂しい あたたかい光が
怖くて 寒い傘 寄り添い眠った

泣いた花 光射す キミの優しさだ
照らしていないで ボクは影の花なんだ
枯れた目で見上げ 空は光落とす
どうしてそうやってさ あたためてくれるの?


冬の夜凍える 涙は結晶に
暗い空泣いてる 眩しいキミはもう

無限の色(ひかり)は
誰だって持っている
七色の花 black flower


消えていく空の虹は そう言って消えた
月よ、星よ、 どうかまだ眠っていて
大きく開いた花を 守る傘はもう無い
暗い夜空を 見上げた“花”がひとつ

雨上がりの black flower
微笑む black flower

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