君の記憶。

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「ねぇ....私は誰なの?」

私が聞いても誰も答えてはくれない。






























―だって“ひとりぼっち”だから.....





「ワタシニハナニモナイ。」その言葉が
一番つらく.......いたく心を締め付けた。



―神様。もしかしているのなら、
私を“ひとりぼっち”から解放してください。







お願い。お願い。






手が痛くなるまで自分の手を握った。




イタイ。



いいや。こんなの痛くないよ。

ほら。手から血が出てもなんともない。







なぜだろう.....



心の方が痛いのは....
 

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