黒子のバスケ
□俺はお前が好きだ。
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side 青峰
初めて俺らが出会った日の事を
お前は覚えているか?
誰もいないと思って行った第二体育館。
「なぁ、お前、名前は?」
「黒子、テツヤです。」
「じゃーテツな!!な、一緒にバスケ
しようぜ!!」
――そんな会話をした気がする。
そして、一緒に練習する度に、
お前の事、好きになっていった。
決して恵まれた、とはいい難い体格とセンス
それでもバスケが好きだという思いは
俺よりも強い気がした。
青「なぁ、テツ。俺、テツのこと好きだ」
とうとう告白した。
抑えきれないこの思いを。
黒「ッッ....僕も...好きですよ」
まさか両思いだなんて思ってなかった。
嬉しくて嬉しくて、思わず抱きしめた。
青「ずっと一緒だ。俺の影はお前だけだ」
――そう。ずっと一緒だと思ってた。