黒子のバスケ

□とある一日
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此処は誠凛高校

最近できた新設高であるが
バスケ部は中々優秀で
全国レベルである。

そのバスケ部の練習している
第一体育館。

そこにはとある男子を取り合う
5人の男、がいた...――


黒「みなさん、毎日毎日うっとおしいです
  自分の高校に練習に行って下さい」


黒子テツヤ
かの有名な帝高中学で幻の16人目と
言われた男である。
影が薄く、それをバスケに生かしたスタイル
である。

黄「黒子っち〜、そっけないっス!」


黄瀬亮太
中学2年からバスケを始めるも
恵まれた体格で、強豪校といわれた帝高中学
ですぐにスタメン入りを果たす。
モデルをやっており、練習中には
たくさんの女子高生が集まる。



青「黄瀬、煩せぇ、黙ってろ
  テツは俺と話してぇんだよ」

黒「なんですか、その自己満足的発想は」


青峰大輝
元帝高中学エースで元黒子の相棒。
自由で型のないバスケスタイル。
ジャイアン的な性格であるが
黒子にだけは何故か甘い((


緑「ったくバカ二人は煩いのだよ。
  今日の蟹座と水瓶座は愛称バッチリ
  なのだよ。」


緑間真太郎
元帝高中学の3Pシューター
今となってはオールコートで打てる
型が崩れない限り絶対にシュートは落とさない
おはあさの星座占いを信じており
毎日ラッキーアイテムを持っている
何故か語尾に「〜なのだよ」とつく



紫「黒ちん、はいコレ新作のまいう棒ー」

黒「あ、ありがとうございます」


紫原敦
身長が2m以上あるが、中身はうって変わって
幼く、お菓子が大好物である。
バスケに真剣でないため、真剣な奴を
見ていると腹が立つらしい。


赤「みんな、煩いよ。テツヤは僕と話すんだ
  僕に逆らう奴は....どうなるか
  分かるよね?」


赤司征十郎
元帝高中学キャプテンである。
相手の動きの未来が見える天帝目を
持っている。
黒子の才能を見出した張本人である。




この5人の世代をキセキの世代という。
バスケにおいて、とんでもない能力を
発揮し、日本中で注目をあびた。
それぞれ違う高校に進学した―――






現在。

黒子の元へ全員集合しているのである。



黄「やっぱ黒子っちオレにくださいっス!!」

青「はぁ?ふざけんなよ。アイツの光は
  この俺だけだ」

紫「何いってんの?黒ちんは俺のだし〜
  ...ひねり潰すよ?」

緑「ったく...。だからお前らは餓鬼なのだよ
  黒子が困っているだろう。
  ...ホラ黒子こっちに来い」

ぐいっ

黒「え...」

青「てめぇ、緑間!さりげなくテツ抱きしめて
  んじゃねぇよ!!!」

緑「なッ 抱きしめてなどッ」

赤「真太郎、その手を放そうか」

黄「赤司っちこそ話してくださいっス!」

黒「......。みなさんいい加減に
  してください」

そして一人一人の顔にイグナイトパスが

決まったことは言うまでもない...。




帝高中学バスケットボール部
部員数は100を超え、全中三連覇を誇る
超強豪校
その輝かしい歴史の中でも特に最強と呼ばれ
10年に一人の天才が5人同時にいた世代は
「キセキの世代」と言われている

が、キセキの世代には奇妙な噂があった

誰も知らない、試合記録もない
にも関わらず天才五人がいちもくを置いていた
選手がもう一人

幻の6人目(シックスマン)がいた、と...
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