黒子のバスケ
□君が好きです。
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青「悪いな、テツ。もう、俺には
お前が必要ねぇんだ」
突然の一言。
時間が止まったのかと思うくらい、
僕は固まっていた。
黒「え......」
青「お前はさ、俺より強い奴なんて
すぐ見つかる、ってたよな。
だけど....きっとそんな奴いねぇ。
俺に勝てるのは俺だけだ。」
黒「....」
青「さよなら、だ。テツ」
黒「わかり、ました.....」
涙を止めることはできなかった。
君を救ってあげられなかった自分にも
悔しくて腹が立った。
君に僕が必要ない、ってことは、薄々
感じてた。
でも君との関係が崩れるのは嫌だったんだ。
僕は今でも君が好きです。
だから。
新しい光と共に君を変えて見せる。
あの頃のキラキラ輝いていた君に。
そして........
今度は僕が、君を救って見せます。
君が僕を救ってくれたように。
その時、君が誰を思っていようとも。
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