黒子のバスケ
□俺はお前が好きだ。
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別れを告げて、一週間がたった。
それからテツが部活に姿を現す事はなく、
最初は傷ついた顔を見せたくないんだと
思っていた。
――でも、赤司から聞いた突然の通知
赤「みんな聞いてくれ。テツヤが退部した」
青「は....?」
黄「なんでなんスか!?」
思い思いの言葉を口にするチームメイトの
声も聞こえず、ただただ、色んな思考が
頭ん中でグルグルしていた。
結局赤司は何も言わなかったが
気付いているのだろう。
――たとえ、俺が、テツから離れていっても
テツは俺から離れていかない、
恋人ではなくなっても陰であることは
かわらない、そうおもってた。
甘ぇ考え、だよな...。