08/08の日記
00:26
総務課(鬼灯)SS
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「すみません、乗り換えが上手くいかなかったので、帰るのが遅くなります。申し訳ありませんが、大王の尻を叩いて仕事を進めておいてください。」
仕事中に、EU地獄に会談に行っている鬼灯様から電話がかかってきて、何かと思えば、そんな連絡だった。
「チッ・・整備不良で最初の飛行機がなかなか飛ばなかったんですよね。」
苦々しい声にこちらも思わず苦い顔になる。
「公費をケチって直行便じゃなくて乗り換え便にしたのがよくありませんでしたね・・・」
これは、総務課でも要検討だな、とデスクのメモ帳に走り書きする。
「まったくです」
鬼灯様のイライラしているオーラが電話越しにも伝わってくる。
鬼灯様には悪いことをした。
何が悪いわけではないが、だからこそ、やり場のない怒りがでてくるのは、理解できる。
「次からは、直行便の航空券を取りますね。・・大王のことは責任をもってお世話しますので・・」
「・・すみません、つい当たってしまいました。」
「いいんですよ。」
いつもは毅然としている鬼灯様が、感情を(わかりにくいけど)ぶつけてくるのは、別に悪い気はしない。
「・・・」
「鬼灯様、日本の地獄は今日も暑いですよ。今度かき氷でも食べに行きましょうね。」
「貴女、今、就業中でしょう。さっさと仕事に戻りなさい。・・八寒に美味しいかき氷屋があるので連れていってさしあげます。」
「八寒でかき氷って・・はいはい、わかりました。楽しみにしてます」
「いつもありがとうございます。」
「こちらこそ。それでは、お帰りをお待ちしていますね。」
ピッ
「・・さてと、大王の所に行きますか」
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最近SSばっかりですみません。
しかし、書いてて長さ的に1話にするほどでもないので、なかなか1話にしようと思えないというか。
そもそも名前でてこないし・・。
そのうち、SSのログとかも整えよう。
あらら
因みに、上のSSのミソは主人公にだけ精神的に甘えてしまう鬼灯様(わかりにくい)。
現実は管理人が飛行機のごたごたにあったフラストレーションをぶつけただけの作品(x_x)
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