物語

□永久迷路
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君×僕





真っ赤な海にすり替えたい
君と溺れたい 矛盾思考 僕を許して

桜に紅が似合うと 気付いたのは最近で
自分の紅故に綺麗には見えなかったけれど
君の紅なら 似合う気がした

僕にはとっての愛 それは紅
でも僕のソレは 真っ黒 で
歪みに歪む マトモ だなんて言えくて
一番知っていた ならば「 。」
沈む 沈める 知らない事に気付いた


君に謂えぬ想い
「イビツ」 構わない
否定してみたい 一度くらい


真っ赤な海に汚れた僕
君が蒼い海に劣らず生きて
その上この想いを知る時が来たならば
それは僕が逝ってしまう時
抑えきれなず吐き出す時
今伝えてしまたら君×僕の関係が壊れる予感
(僕は君に…)


真っ赤な海に汚れた僕
君が蒼い海に劣らず生きて その上想いを知る時が来たならば
それは その時は

どうか静かなる君の瞳と
穏やかなる君の心に僕の存在を

小さな小さな胸の中に
溢れんばかりの激情とほんの少しの僕を


「見つけて、焼き付けて、ちょっとだけ好きになってね。」







END
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